もうすぐ師走

 霜月も、光陰矢の如く過ぎてしまいました。

 我が家では、正月をどう迎えようかという会話が始まっています。

 今年は、家内の母が危篤状態だったこともあって慌ただしく、昨年末から正月3が日は、家内が、その看病で居なかったこともあって普通の生活で過ごしました。

 そのせいもあり、来る晦日と正月は、心安らかで、細やかであってもゆかいな正月を迎えることができるとよいですね。

 さて、今月のガイダンスを綴ることにしましょう。

      「未来型農業の探究(5350回記念)」
 
 いくつもの戦争、ジェノサイド、貧富の格差、気候変動などによって、地球規模の食糧危機がいよいよ深く進行しています。

 このなかで飼料や肥料が手に入らず、廃業をせざるを得なくなった農家が少なくありません。

 食糧の確保は、国の根幹にかかわることであるはずなのに、それを忘れた企業や政治家が少なくないようです。

 今や、食糧自給率は37%(カロリーベース)といわれていますが、その実質は10%前後ではないかという指摘もなされています。

 どの先進国も、食糧の確保がきちんとなされているなかで、愚かにも日本だけが、その危ない橋を渡っています。

 「食料は輸入すればよい」

 このような安易な考えが横行し、不真面目に「食糧安保」が考えられてきたことが、その危うさを増長させています。

 しかし、農業軽視のなかで、かつては世界を席巻してきた電機産業は、みるみるうちに衰退し、井深大、本田宗一郎が艱難辛苦を味わいながら大事に育ててきた「ものづくり」産業が、農業よりも先に危機的状況を迎えています。

 これに異常な円安が追い打ちをかけ、多くの輸出型企業は、史上最高のぼろ儲けを達成しています。

 何年もかかって、金と人を要する投資よりも、黙っ何もせずに円安で儲ける、おまけに労働者の賃金は上げずに、インフレーションによって、その実質を目減りさせる、このようなずる賢い企みが横行しています。

 最近の消費者物価指数は2.9%に上昇、食料品は7~8%にまで達しています。

 この状況下で、多くの国民が、食料品においても買い控えを行い始めています。

 地元のスーパーに行っても、客の数が減って大変だと、親しい店員がいっていました。

 それらを考えながら、この記念シリーズを始めることにしました。

 折しも、MO(森夏樹、国東の農家)さんから、無肥料、無農薬による光マイクロバブル土耕野菜を購入しましたので、それらをヒントにして、この課題を探究することにしました。

 すでに5回の記事を認めていますが、そこから、未来型農業に関する重要な探究課題が観えてきたのおではないかと思います。

 それは、光マイクロバブル水と土耕という2つの技術的融合に関することであり、この探究のなかに、一つの重要な未来があるのではないか、ここに焦点を当てて考えていきます。

 この探究は、約1か月前に再会した「緑砦館」における光マイクロバブル水耕栽培とも深く関係しており、この両方を実践的に探究していくことが大切です。

「緑砦館物語」

 緑砦館(GFH)におけるアグリ作業が、毎日楽しく励行されています。

 我が家には、その研究施設も兼ねた3つの温室ハウスがあり、それを「緑砦館(りょくさいかん)」と名付けています。

 この季節になると、温かい緑砦館が恋しくなって、ついつい、そこに足が向いていきます。

 とくに、緑砦館1は、厚いポリカーボネート板で製造されたハウスですので、断熱性が高く、現在の昼間の気温は30℃近くありました(外気温は15℃)。

 同時に連日続いてこの探究は、約1か月前に再会した「緑砦館」における光マイクロバブル水耕栽培とも深く関係しており、この両方を実践的に探究していくことが重要です。

 さて、緑砦館の整備は、約1か月間のアグリ作業によって、まず、緑砦館2と3が終了し、野菜たちが元気に育っており、その収穫が始まっています。

 また、緑砦館1においては、そのメインであるBレーンの整備が進行していますので、まもなく稼働、光マイクロバブル水耕栽培の開始がなされるでしょう。

 これらのアグリ作業によって、よく身体を動かし、よく汗をかいて、すぐに、ここちよい光マイクロバブル入浴に向かうという好ましい習慣が定着し始めています。

「老いの覚悟と生き方(4850回記念)」

 松尾芭蕉の「奥の細道」を、推理作家の森村誠一さん(森村芭蕉)が辿るという紀行(本とDVD)を踏まえて、私も、それにお供して、芭蕉の文学の世界を学ぶという企画の記事が、すでに30回近く認められてきました。

 おかげで、松尾芭蕉が切り拓いた俳句の世界の初歩を学ぶことができたようで、同時に、森村芭蕉が推奨した写真俳句をつくるようになりました。

 これは森村芭蕉がいっていたことですが、写真に俳句を添えて示すと、相互に説明し合い、互いが生きるという効果があるようで、すっかり気に入る「試み」となりました。

 最近は、この写真俳句を「スナップショット『凱風快晴』」に掲載し始めました。

 そして、そのより簡略化させた一文と共に、その写真俳句をフェイスブックにも掲載していますが、今のところ、その評判は悪くないようです。

 さて、芭蕉が奥の細道で何を考え、何を修行してきたのかを、かれらの最終目的地である大垣が近づいてきて、森村さんと一緒に考え始めました。

 松尾芭蕉は、この旅を終えてから5年の歳月を要して、この奥の細道を練りに練って書き上げたことで、今では、世界に最も影響を与えた作家のひとりとなりました。

 この旅のなかで探求された「不易流行」とは何か、そしてその世界観を今の世界にどう生かしていけばよいのか、この探究を「より深く、よりおもしろく」行うことが必要ですね。

   その現代的探究を総合的に行うために、別稿において「不易流行の賦(5300回記念)」を論考しています。

 併せて、その哲学的考察を試みようと思っています。

 明日からは師走、みなさんも、ますます忙しくなることでしょう。

 どうか、寒さに負けずに、2023年のよい締めくくりを迎えられてください(つづく)。

sani-20231126
       緑砦館1-A水路のサニーレタスが大きくなってきました