アグリ作業200回記念
先週末から、やや体調を崩していましたので、アグリ作業を控えていました。
その間、家内と相棒2が、代わりに作業を進めてくださり、感謝いたしました。
さて、今回は、このアグリ作業を開始してから、とうとう200回の記念の日を迎えました。
今調べてみると、アグリ作業と記述して開始したのは2021年9月14日ですので、約2年の年月を経て200回に到達したことになります。
これを一記事あたりに換算しますと3.65日になり、3~4日に1回の割合で記述してきたことになります。
それだけ、日常生活のなかに、この作業が入り込んでいたようですね。
なぜ、このように足しげく緑砦館(GFH)に入り、アグリ作業を続けることができたのか?
それには、次のような理由がありました。
第1は、作業そのものが健康的であり、直に植物にやさしく触れることに親しみと癒しを覚えたからでした。
3つのハウス(緑砦館)は、いつも温暖ですので、このなかで作業をすると自然に汗が出てきて爽快になります。
年配者にとっては、これは愛すべき趣味のようなものといってもよいものでした。
第2は、この作業を通じて光マイクロバブル水耕栽培の在り方を研究することでした。
私の信念であり、流儀ともいえるのは、なんでも自分で実践し、その体験的学習を深めていくことにあり、その探究を基本として科学的な考究を行うことを大切にしていることです。
すでに何度も紹介してきましたが、光マイクロバブル技術の農業分野への適用において、いくつもの優れた成果が出始めています。
これは、光マイクロバブルと光マイクロバブル水が優れた機能性を有していること、同時に、それを現場で適用する際の技術において独創性と優秀性を見出していることを基礎としているからです。
実際に、現場で発生している現象と緑砦館内で起きていることの類似性、そして若干の非類似性の事例は、その探究において非常に役立つ情報でした。
また、現場において出現するさまざまな問題を解決するうえで、この緑砦館における研究成果が重要な役割を果たしたこともありました。
さらに、現場で起きているふしぎな現象について、農家の方が首を傾げていた時には、その現象の発生因を科学的に究明してあげることも重要なことでした。
とくに、最近のMOさんによる光マイクロバブル水土耕栽培の成果は、非常に刺激的で、予想もできないほどの吃驚現象まで出現しています。
第3は、自家製の光マイクロバブル水耕栽培の新鮮な野菜を、自分で好きな時に収穫し、摂取することができることです。
これは、無農薬、極低肥料の光マイクロバブル水耕栽培の野菜が、いかに素晴らしいか、そして身体に馴染むのか、健康に良いのか、という認識を大いに深めさせました。
じつは、この半年、私の論文化という作業のために、緑砦館における野菜作りが中断してしまい、上記のような野菜作りができなくなっていました。
そのことによって、野菜を食べる量が極端に減ってしまいました。
それを補おうと、市販の農薬まみれの野菜をいただきましたが、それには違和感を覚えて、いかに自家製の野菜が大切かを、再び思い知らされました。
家内の助言を得て、先日は、そのような反省を踏まえての再開でした。
下図に示すように、現在の緑砦館(GFH、Green Fort House)は、次の3つと中庭で成り立っています。
国東にきて、我が家を初めて建てる際に、広い中庭を造ったことが功を奏しました。
家の外に出かけて行かなくても、中庭で作業ができるようにしたことは、じつに都合がよく素晴らしいことでした。
こうして200回の記念を迎えましたが、これからも、上記の3つを踏まえて、この作業にますます慣れ親しんでいきたいと思います。

緑砦館1~3設置図
本日のアグリ作業
1.緑砦館2におけるミニトマトの移植が完了
家内の頑張りで、ミニトマトの苗の移植が完了しました。
すでに、429本の移植を済ませていましたので、これに新たに移植した苗485本が加わり、合計で914本となりました。
これが、緑砦館2の水路の孔に、数本ずつ移植されました。
なかには、葉っぱが黄色くなりかけた苗もありましたが、今のところ、少しも弱らず、光マイクロバブル水耕栽培によって成長を開始していると判断しています。
苗の背丈は、10~15㎝と小さい状態ですが、これらが今後成長するにしたがって、さらに分散しての再移植を行うことになるでしょう。
もちろん、900余の苗を一度に育てていくことは初めてのことであり、何が起こるのか、そして、いかに光マイクロバブルが活躍してくれるのか、これらを楽しみにしながら観察とケアを継続していくつもりです。
2.液肥と水の注入
緑砦館2のA~C水路に低濃度の液肥を注入しました(相棒2)。
また、緑砦館3のAとB水路に水張を行いました。
これから、緑砦館2に続いて、緑砦館3の稼働準備を行っていく予定です。
3.中庭の野菜の移植
中庭のプランターに、各種野菜の苗が小さいながらも育ってきていますので、それらの移植を行いました(家内)。
先ほど、それらを数えてみたら、レタスなどが50数本ありました。
まだ、他にも移植できそうな苗がありそうなので、引き続きこの作業を進めていきます。
また、昨年確保したサンチュやレタスの種がありますので、それらを用いて苗作りを開始する予定です。
このアグリ作業200回記念を契機として、ますます、野菜たちと豊かに付き合っていくことにしましょう(つづく)。
(緑砦館2C水路、見かけ上、かなり弱っている苗もありますが、これがどこまで回復していくのかも注目しています)
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