キッチン101
我が家には、「試験場の畑」と呼ばれていた約百0数十㎡の土地があります。
そこに大きな木が茂ってしまい、その処理が、国東に来てから問題になっていました。
近所の方からの要望もあり、これを伐採することが重要な課題となっていました。
まずは、これを業者に見積もっていただきましたが、それには100万円以上もかかるとのことでした。
それを断念し、なんとか自力で処理しようということになりました。
長い間、そのままにしていたことから、この事態を招いてしまったことを反省し、現地視察を行いました。
樹丈約20数メートルのものが3本あり、これをどう切り倒すかが最初の大きな問題になりました。
自前で伐採するのですから、その工具を用意する必要がありました。
相棒が、安全に、そして無理なく切り倒すための電動ノコギリを選んでくれました。
私も中型の同タイプの電動ノコギリを準備しました。
本日、現地に到着したころは、そろそろお昼時だったので、先日、MOさんが紹介してくださったフランス料理レストランの「キッチン101」に行くことにしました。
そこを、あれこれ探しているうちに、ようやく見つけました。
なんと、そこは、私の生家のすぐそばであり、かつての友達のI君が住んでいたあたりでした。
直線距離にしてみれば、我が家からは20~30mのところにありました。
ここのシェフ兼オーナーはIさんであり、「101」もその名前をもじったものだそうでした。
じつは、今年の盆前に墓掃除を兼ねて、孫たちと一緒に、ここで食事をしようかという案があったのですが、別のメンバーの都合で、その計画は取り止めになっていました。
父母には、大変申し訳なかったのですが、本日まで運転手の相棒の都合で出かけることができませんでした。
さて、この「101」の昼食メニューは、三種類のパスタから選ぶものでした。
私と家内は、そのなかから冷製パスタを注文しました。
まず、前菜としてレタスにヨーグルトタレがかけられたものがでてきました。
これが真に美味しく、やや感激しながら無心にいただきました。
次は、冷えたスープとパンが出てきました。
前者は、冷製ポタージュスープであり、味がしっかりしていました。
また、パンも自家製だそうで、後で、それを焼いた石焼窯を拝見しました。
メインは自家製の細麺パスタで、その上にネギとミョウガがたっぷり載せられていました。
この細麺はコシがあり、特製のタレと野菜によって、より一層美味しく仕上げられていました。
ただ残念だったのは、たっぷりとかけられた細ネギが、MOネギではなかったことでした。
それは、先日の大雨で、MOネギの出荷が中断していたからでした。
この麺に、MOネギの細切りが載ると、格段に美味しくなることが想像できました。
また、いつも、そのMOネギを食べている私たちにとっては、何か物足りなく、ほとんどネギの味がしなかったように感じました。
早速、MOネギに関する資料(本ブログ記事)を送付することにしましょう。
これらをいただいた前後で、シェフのIさんとしばらく、昔、すぐ傍に住んでいたこと、そしてMOネギのMOさんを支援していること、さらには、MOネギの最も美味しい食べ方などについて、ゆかいな談義を行うことができました。
そのMOさんへの引き続いての支援と共に、このIさんへの支援の方法についても、重要な何かがあるのか、を考えていくことにしました。
私どもが、ランチを食べ終わるころには、お客さんが増えてきて、その様子を観ながら、結構な人気の店になっていることを確認しました。
なにか、故郷に対して細やかでもよいから支援ができないかと常々思っていましたので、これが何か良い機会になるとよいですね。
これが、よいきっかけになるとよいですね(つづく)。
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