初めてのサマーフェスティバル(7)

 甲府の一家は、17日の早朝に我が家を出発、その夜は広島泊まりで、宮島の厳島神社と原爆ドームを見学されたそうです。

 原爆ドーム、慰霊碑、子供たちの像の前でのスナップ写真が送られてきました。

 また、翌日は滋賀県の民宿に泊まり、19日の昼前に無事自宅に到着したそうです。

 今回の初めてのサマフェスは、非常に楽しかったようで、そのことが送られてきた数々の写真に現れていました。

 また、相棒の長男ユッツも非常にゆかいな刺激を受けたようで、一昨日は、自分で宝探しをするといって、いろいろなところにカードを置いて、それを探せといい始めました。

 非常に印象に残った宝探しだったようで、この姿を見て、これをしばらく続けようと思い、昨日は、そのお宝を作って隠したところです。

 どこに、そのお宝があるかを探すことにおもしろさがありますので、最初は、見やすいところに置き、徐々に難度を高めていくのがよいですね。

 人生は、ある意味で、この宝探しのようなものなので、すぐ傍に宝があっても、それに気づかずに通り過ぎてしまうことがあります。

 しかし、一旦それを見つけると、次はどこにあるかを探索するようになります。

 そして、より難しい場所に、それが隠されていることを学ぶようになります。

 ユッツを始め孫たちに、これからも、その面白さを伝承していくことにしましょう。

 さて、今回のサマフェスについては、ここちよい思い出の品がありますので、それを紹介しておきましょう。

 これについては、甲府の子供たちの長女RIRIが先頭になって、自分で大きな内輪に虹の絵を描き、それにみんなの寄せ書きを添える、という素敵なプレゼントがありました。

 その写真を添えておきましょう。

 この7日間のサマフェスの余韻は、家内と私のなかにも残っていて、二人で素敵なシーンを想いだしては楽しく語り合っています。

 とくに印象深かったことは、私の誕生日ケーキを切って、みんあで美味しくいただいた後で、孫たちを呼び寄せ、お父さんお母さんに今まで育ててくれたことを感謝して、何か一言述べてくださいと頼んだことでした。

 それぞれが、思い思いに一言述べていましたが、それを聴いてお父さん、お母さんが喜んでいました。

 最後のユッツの弁はユニークであり、みんなを笑わせていました。

 孫たちが一言を述べた後には、そのお父さん、お母さん方にも、その思いを述べていただきました。

 心温まる一時でした。

来年は沖縄で

 最後に、私も集まってきてくださったことのお礼を述べ、来年の第二回サマフェスは沖縄開催でどうかと呼びかけました。

 昨年末に、沖縄の祖母(家内のお母さん)が逝去され、ぽっかり穴が開いてしまったように思われますので、今度は、その穴をみんなで埋めに行くのがよいのではないかと思いました。

 もう一つ気になっていたのは、あの特大ケーキですが、その一部を近所にお裾分け五して、残りは、家内が小分けして冷凍したそうで、この小片が、コーヒータイムに出てきます。

 味は変わっていませんので、あの時のみんなの感動の表情を想いだしています。

 なんといっても、孫たちが目を輝かせ、生き生きとした表情を示した7日間であり、これを我が家の年中行事にしていくことで家内と一致しました。

 来年の第二回サマフェスは、私たちの素敵な「宝探し」になるかもしれませんね。
 
utiwa
寄せ書き
 (つづく)。