ひねもす推敲

 本日は,朝早くから夕方遅くまで執筆中の第三報の論文推敲を繰り返していました.

 昨日の第一次推敲の残りの部分から開始したのですが,それを最初からやり直して,文章と文字の修正と確定を行っていきました.

 これが第二次の推敲でした.

 この草稿においては,本文の完成度が今一であったことから,この第二次において,ほぼ全文において書き直すという作業になりました.

 その際,ついでに第三次の推敲もやってしまおうと思って,1)その起承転結をより明確にする,2)論文の重要部分においてインパクトを与える論旨に修正する,3)文字数を8ページ以内に丁度収まるようにしました.

 これによって,本文がほぼ完成に近づきましたので,それに基づいて結論と和文要旨の文章を執筆しました.

 また,和文要旨に添って英文要旨も追加しました.

 明日は,これらの文章の最終推敲を行い,脱稿の運びとなりそうです.

 これで,目標にしていた今月末における投稿に漕ぎつけることができました.

  第三報から第四報へ
 
 さて,これで三部作のすべてが完了すると思っていたのですが,どうやら,それでは完結しないないようになってしまいましたので,それを四部作として,その4つめを考えていくことになりそうです.

 第三報が「創造的技術教育の特徴と限界」という題目でしたが,これに続くものとして「探究・開発型技術教育」に関する究明を試みようかと思っています.

 最初の構想では,この第四報として高専における「ものづくり精神」について考察を行う予定でしたので,これに上記の「探究・開発型技術教育」の問題を加えて考えてみようかと思いました.

 これによって,全七部作で収まるのか,それとも八部作へと進展していくのかが問題になりますが,それは第四報の内容しだいではないかと推察しています.

 いずれにしても,このような連作は,過去に経験がないので,どこまで行くのやらと思いながらの執筆活動になっています.

 これで,前記事で指摘した「厄介な推敲」はほぼ終了しましたので,明日は,気楽になって細部を詰めていく楽しい推敲になるでしょう.

 全三部において執筆した文字数は,約44000字,チリが積って小山になりかけています(つづく).

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銀杏の木と青空(近くの市営住宅の駐車場で)