ミニトマトの移植苗の定着

 先ほど、先日移植したミニトマトの苗(フリティカ)の様子を観察しました。

 この苗は、いずれもKさんからいただいたもので、次の3種類がありました。

 1.     土のポット栽培された苗(5個)
 

 2.    水耕栽培によって新根が出てきていた苗(20個)


 3.    これらの苗の茎を切断し、一枝の苗としたもの(27本)

 

 最後者は、こちらで新たに剪定した苗でした。

 これらを移植したのは、4月24日でしたので、昨日で約3週間を経ていました。

 すでに、1と2については、新根がそく育っていたことを確認済みでしたので、3の具合が気になっていました。

 それらを引き上げて、根の発生を確認したところ、ほぼすべてにわたって長さ10㎝前後の根の発生が観察されました。

 ここまで来ると一安心であり、ここから茎と葉の成長を待つことになりますので、ひとまず、それらの移植は成功したといってよいでしょう。

 これによって、今年の夏は、かなりの量の収穫が期待できそうです。

 その根の発生の様子を示しておきましょう。

 新鮮な白い根が育っています。

 さて、この成長においては、光マイクロバブルの作用効果が大きかったと思われますが、移植先である緑砦館1のAレーン下流においては、ほとんど直射日光が当たらず、安定した環境が形成されていたことが、よかったのではないかと思われます。

 また、この下流においては流れが停滞しますので、光マイクロバブルとそれが溶解した水塊が存在していますので、それが発根と生育に好影響を与えたのではないでしょうか。

 これから、順次、これらの苗を再移植していきます。

 当面、その候補のひとつが、緑砦館1の3つの水路です。

 ここの水路の清掃を仕上げて、毎日数本ずつ移植していくことにしましょう。

 ここは陽当たりもよいことから、さらに成長を遂げていくことが期待されます。

 また、緑砦館1のAレーンにおいては、同じくミニトマトのアイコが繁茂していますので、これも枝を整備して居心地よくしてやろうと思っています。

 このミニトマトの苗の成長には、小さくない喜びと励ましを受けましたね。

 本日午後からは、今や真夏にようになってきた緑砦館1のなかで、よい汗を流して野菜たちと親しむことにしましょう(つづく)。

DSCN9338 (2)
移植後のトマトの苗(緑砦館1-Aレーン)