温かくなってきました

 昨夜の最低気温は5℃で、少し前よりは温かくなってきて、春が少しずつ近づいてきていますね。

 この暖かさに誘われて、緑砦館におけるアグリ作業が、徐々に進展し始めました。

 昨日は、今年における第一次の播種の準備を進めました。

 先月末から、光マイクロバブル水に浸潤させていた種を取り出し、その洗浄を行いました。

 この第一次分は、前部で12種類の種を用意し、それらをプランターに播種して苗を育てる予定です。

 今年は、密植を避けて、昨年までの1プランターに種一袋という方式を改善して、2プランターに種一袋という割合にして密植度を2分の1にしました。

 すでに、最初の2袋分の播種を終えましたので、これから順次、播種を継続して増やしていく計画です。

 また、先年の晩秋に播種した九条ネギの苗が最後に残っていましたので、それらをスポンジにいれて移植籠に入れました。

 これで、昨年分は、すべてが終わりました。

 年が明けて、季節が変わり始め、播種から苗づくり、そして移植、栽培という一連過程が、今年も始まることになりますね。

 この過程において、いつも心に過ることを示しておきましょう。

 ⑴播種した種が一斉に発芽してくると、何か、そこに植物としてのエネルギーの発露を感じ、そこはかとなくうれしくなります。

 同じ生命体としての共感なのでしょうか。

 それとも、これからすくすくと成長してくれよ、という期待感ななのでしょうか。

 これが、最初の喜びです。

 ⑵苗として、それらが成長し始めると、その元気な美しさに見惚(みと)れるようになります。

 成長速度が早く、日に日に変わっていく様子を観察するのが楽しくなります。

 そのうち、ペットのような愛おしさを覚える時もあります。

 ⑶苗を掘り起こし、根洗いをしてスポンジに入れる作業においては、その苗がか細く、弱いので丁寧に扱うことに努めます。

 こんなに細い葉や茎が、そして、こんなに短い根なのかと思いながら大切に育てようと気持ちが湧いてきます。

 それが大きくなってたくましくなっていくことにますます期待が膨らみます。

 ⑷その成長が達成されて収穫する際には、豊かに成長した姿に小さくない喜びを覚えます。

 また、それらを収穫できることを感謝するようになります。

 その収穫の際には、決して丸ごと抜き取ることはせずに、まずは周辺から採取し、より成長しやすいように中央部分は残しておきます。

 ⑸収穫された野菜においては、自家製の光マイクロバブル水耕栽培による野菜の美味しさを存分に味わうことができます。

 無農薬、極低肥料ならではの味の「すばらしさ」と「うま味」を確かめます。

 これらによって、光マイクロバブル水耕栽培技術の良さと奥の深さを探究していきます。

 これで、私なりの来るべき食糧危機への備えを始めました。

 この野菜たち、私の良い仲間です。

 このように、光マイクロバブル野菜と私どもの付き合いは年々深まり、無くてはならない存在になってきました。

 この経験と喜びを、みまさまと分かち合うことが大切ではないかとおもいます。

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雪の日の前庭

アグリ作業(1月31日~2月1日)

 1.九条ネギ 

 プランターで育てていた九条ネギの苗33株を緑砦館1のAレーンの移植籠に入
ました(1日)。

 2.名前がわからない苗
 
 プランターに残っていた不明の苗を集めてスポンジに入れ、緑砦館1のAレーンの移植籠に入ました(1日)。

 全部で44株ありました。

 3.七島イの種の採取

 緑砦館3のC水路で育てていた七島イの花から種ができてきましたので、そのすべての採取を行いました。

 今年も十分な種の確保ができました(31日)。

(つづく)。

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Aレーンの野菜(緑砦館1)