豪華に自家製野菜を
「今から緑砦館に行くけど、何か収穫してきますか?」
こう尋ねると、家内から、
「セロリをお願いします」
という返事がありました。
まずは、緑砦館1の視察から。
丹精を込めた自家製野菜が育ち始めると、それを直にゆっくりと眺めるのが楽しくなります。
ここでは、サニーレタスの若葉が、最初に目を惹きつけました。
まだ、収穫サイズにはなってませんが、その若葉状態が真においしそうで、収穫して食べてみたいという誘惑にかられました。
しかし、ここは我慢のしどころでした。
昨日は、この周辺にアブラムシの成虫が飛んでいましたが、そこに紫外線の虫取り器を置いたせいでしょうか?
それらがほぼ完全にいなくなっていました。
いったいどこに行ってしまったのであろうか?
とおもって、周辺を探してみましたが、どこにも見つかりませんでした。
続いて、お隣のセリを観察、これも健やかに伸びてきて、その茎が真直ぐ立ち始めました。
これが、光マイクロバブル栽培野菜の特徴であり、その様を観ながら、来週には最初の収穫が可能ではないかと、密かにほくそ笑みました。
すでに、味見を済まして試していますので、みごとな香りと味になっていたことから、余計に楽しみが増してきています。
自家製野菜は、「見たり」、「聞いたり」だけでなく、「試したり」ができるのが、すばらしいことなのです。
こうして緑砦館1のAレーンを上流に向かって移動していきましたが、そこではハヤトウリのツルが約1mにまで成長していて、これがどこまで上に伸びていくのかを観るのを楽しみな日課にしています。
昨日は、この葉の裏にもアブラムシが付いていましたので、今日はそれを洗い流そうとおもっていたら、それらがほとんど居なくなっていました。
ここで気付いたのですが、アブラムシがいなくなったのは、上述の虫取り器のせいではなく、昨夜の気温が下がったからであると推察しました。
昨日の最適温は3℃だったので、これでアブラムシが駆逐されたのだと思います。
さて、もう一つうれしいことがありました。
それは、このハヤトウリのやや東側にトウガラシの苗が数本植わっています。
この成長がよくなく、おまけに、おそらく葉ダニにやられて葉が黒っぽくなっていました。
昨日は、これをきれいに洗い流してやりましたので、その後どうなったかが気になっていました。
そのトウガラシの葉がきれいになっていて、やや元気を取り戻したようでした。
そこで、本日も、それらをきれいに洗浄してやりました。
明日は、さらに元気を取り戻してくれるでしょう。
次は、Bレーンです。
先日移植したMOネギは、少しも先枯れがなく、予想通りの定着がなされて成長過程に入ったようです。
ここには、以前に再移植した「大葉にら」がありますが、これらにおいて成長が止まっていたのが、再び成長過程にはいったのでしょうか、色もよくなり、わずかですが、その丈も伸び始めています。
最後は、緑砦館2に入りました。
ここでセロリの枝を約10本採取しました。
すでによく成長してきていますので、その茎の長さは50㎝前後になっています。
これが甘くておいしく、生でいただくと最高水準のサラダを味わう感覚に至ります。
さらに、レタス、サラダ菜を数枚ずつ、そしてMOネギを10本前後、さらには一斉に赤くなったミニトマトのアイコも4つ採取しました。
このアイコも最高水準の味に達していて、豪華な味を提供してくれています。
おそらく、その数は100個近くありますので、明日は、その写真撮影を行うことにしましょう。
ロハスな上質生野菜
これらを大きな皿に盛りつけていただきました。
その写真を示しましょう。
本日の生野菜
これらをオリーブオイル、胡椒、塩で造ったドレッシングでいただきました。
いずれも香りがよく、それを口に入れると、それが広がりました。
そして、噛んでいくと新鮮生野菜の清々しい味が出てきて、なんと豪勢な生野菜かと、感激しながら賞味することができました。
これぞ究極のロハスの生野菜食生活であり、しばし、そのすばらしさを堪能することができました。
おまけに格安で買った白魚を冷凍したものが刺身として出てきたので、ここは、1本残っていたスロベニア産の白ワイン・クルカスの半グラスと一緒にいただきました。
格安の白身魚(おそらく200円程度)の刺身と1本1000円程度の白ワイン、加えて自家製生野菜、これだけ揃えば、やはり豪華になりますね。
これで、真に上質のロハス食事を堪能することができました。
偶には、このような宴もよいものですね。
せっせと自家製野菜を育ててきたかいがありました(つづく)。
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