逝ってしまった「あばあ」

 去る4日、家内の母「H子おばあ」の葬儀が、沖縄市で行われました。

 新型コロナウイルス流行の下で、家族葬であったことから、本葬儀に参加することを控え、その対応を家内に委ねました。

 亡くなった母は、家内が唄う歌が非常に好きだったので、その席で「いらよい月夜浜」を独唱したそうです。

 「いらよい」とは宮古地方の方言で「愛する」ことだそうで、家内は、愛情深かった母への想いを寄せて唄ったのではないでしょうか。

 さぞかし、おばあは、お墓のなかで喜ばれたことでしょう。

 そして、葬式を無事終えて、昨日家内が帰宅しました。

 「ごくろうさんでした。最後の親孝行でしたね。明日から、わが家の正月元旦を、ゆっくり迎えることにしましょう!」

 こういって慰労の言葉を投げかけておきました。

 さて、この葬儀において沖縄らしい仕来りの話を聞きましたので、少し紹介しておきましょう。

 それは、白いタオルでお菓子や食べ物などを棺桶のなかにたくさん入れてあげるのだそうです。

 それは誰のためかというと、たくさんの祖先のみなさんのためであり、かれら、かのじょらの冥途に「お土産」を持って行ってもらうのだそうです。

 そのために、祖先のことをよく知っていて、あの人はお菓子が好き、この方は着る服が好き、絵が好きといいながら、棺桶がいっぱいになるまで、どんどん、そのお土産を詰め込んでいったようでした。。

 それだけ、祖先の方々を大切にするという風習が、今でもしっかり定着していることを知りました。

 天国にお土産を持参し、あいさつ代わりに、それらを配って、みなさんと仲良く過ごしてくださいというやさしい先祖崇拝への配慮がなされた風習といってよいでしょう。

    「Hおばあ」さん、そのお土産を先祖のみなさまに配って、仲良く、お過ごしください。
 
   「私の光マイクロバブル入浴研究Ⅲ」(2)

 本日は、前記事の続きとして、私の「二時間光マイクロバブル入浴の効用」について、より深く分け入っていくことにしましょう。

 これは、若いころから続いてきた入浴法であり、文字通り、私の身体的窮地を何度も救ってくれた、真に頼りがいのある「強い味方」といってもよいものでした。

 そのころは、若さと体力に任せて、連日実験を重ねての朝帰りという、今では考えられないことを平気で行っていました。

 私が住んでいた官舎から学校までは、車で3分のところにありました。

 一旦、夕食のために帰宅して、その後に子供たちとじゃれあって取っ組み合いをした後、少し仮眠してから、再度、出勤するのが習慣になっていました。

 その再出勤時刻が21時から22時であり、それから朝方の3時、4時まで実験を行うということを繰り返していました。

 さすがに、朝起きて8時半までに出勤するのは辛いことでしたが、それでも我慢しながらの毎日を10年近く続けていたのでした。

 それゆえ、私の身体は、疲労とストレスの塊のようになっていて、そこの疫病神がしつこく宿っていたかのようでした。

 「他人が寝ている時に研究をしないと、研究で勝つことはできない!」

 家内によれば、これが私の口癖だったそうです。

二時間光マイクロバブル入浴の効用

 しかし、それをまとめて跳ね除けたのが、寝溜めと、この二時間光マイクロバブル風呂でした。

 「もう、やばい!」


とおもうようになると、前者は自然に、後者においては、むしろ意識的に活用するという具合でした。

 その入浴の場合は、新聞二紙と雑誌を1~2冊をよく持ち込んでいました。

 感謝の風呂は、今と比べて小さく足を延ばすことができないサイズでしたので、肩まで湯に浸かるには、その足を曲げたままで腰を下ろす方法しかありませんでした。

 その姿勢は、長く維持できませんので、胸から下を浸潤させて新聞や雑誌を読むというスタイルになりました。

 これだと、入浴によって「ここちよさ」を味わい、さらに「まどろみ」というより高次の「ここちよさ」に、すぐに到達することがなかったことから、新聞読みや雑誌の読書を比較的長く確保することができました。

 しかし、二時間も入浴するとなると、お湯は温め、水量は半身浴より、少し多めぐらいがよく、その状態で新聞二紙を、それこそ隅から隅まで読んでも、その時間には達成しませんので、追加として雑誌を読むということになりました。

 時間も、厳密に二時間、きっちりと入浴するということではなく、思う存分に入浴し、それによって身体が軽くなる、疲れが和らいだと感じるといいますか、身体の方が、なんとかく、そろそろよいのではないか、なんだかストレスが抜けてきたのではないか、とおもうようになってから出浴をするという具合でした。

 それによって、心身が、どうよくなったのか、ストレスが、どう解消したのか、などのことをあまり詳しく考えることはありませんでした。

 ただ、一つだけおもしろいな、とおもったことがありました。

 それは、入浴前後で顔つきが変わるという現象を見出したことでした。

 女性の場合、これが、どう変わるかを科学的に実験をしたことまでありましたが、それは、より若い顔つきになるということでした。

 より具体的には、やや童顔に近づくともいってよいでしょうが、これは、男性の私のとっても悪いことではありませんでした。

 しかし、その状態から、光マイクロバブルによる毛細血管の血流促進が起こるという科学的究明がなされるようになってからは、その光マイクロバブル入浴の身体的な効用を、より詳しく考えるようになりました。

 なぜなら、光マイクロバブル入浴によって、直接、その光マイクロバブルの生理活性効果を自分で体感することによって、その効用の中身を探っていくことができるのではないかとおもうようになったからでした。

 さて、国東に来てからは、この光マイクロバブルの改良に凝りはじめ、光マイクロバブル発生装置を開発していくとともに、その風呂への設置数を3機、8機、15機と増やしていきました。

 これによって、光マイクロバブル入浴の効用が、より顕著に出現するようになりました。

 より短時間に、「ここちよさ」を覚えるようになり、そこから、さらに短時間で「まどろみ」状態に移行するようになりました。

 そこで、新聞紙を持ち込むのは止めて雑誌になり、最近は長編小説を愛読する、と変化してきました。

 それでも、光マイクロバブル風呂が進化したために、長くても1時間入浴が多くなり、2時間入浴の経験は、ほとんどなくなっていました。

 これに伴い、「ここちよさ」の自覚、それが高じた「まどろむ」という脳の知覚現象は、脳波と深く関係しているのではないかと推察できるようになり、脳波と光マイクロバブル応答の研究に分け入っていったのでした。

 これは、光マイクロバブル入浴が、簡単ですばらしい脳波制御装置であることを示唆していました。

 さて、この度の寒波到来に伴って、その2時間光マイクロバブル入浴が、なぜ復活したのか?そして、その効用は何だったのか?

 これらの問題が、気になりますね。

 まず、その直接的な動機は、寒さが厳しくなってきて、手足の先に冷えを覚えるようになってきて、「これを何とか改善したい」とおもったことにありました。

羽根藩シリーズの効用

 もう一つは、葉室麟の代表作である『蜩ノ記』から『草笛物語』の羽根藩シリーズ全6冊を光マイクロバブルの「ここちよさ」を覚えながら読破したいとおもったからでした。

 これらは、豊後地方の海沿いの藩をモデルにして執筆されていますので、その気質や方言に馴染みやすく、しかも、その結論に向かって丁寧に盛り上げていく構成がおもしろく、主人公の人間性と正義の基づく不屈性がみごとに描かれていますので、一気に読み進めることができました。  

 これらの小説をワクワクしながら持ち込んで読む、すぐに、「まどろみ」状態にならないように、窓を少し開けて外の冷気を入れて後ろ頭の部分を冷やす、湯気も上げないようにして半分蓋をする(湯気で眼鏡が曇るのを防ぐ)、これらが、読書前に必要な準備です。

 こうして愛読を開始し、30分、1時間、2時間と入浴を継続していきます。

 その日の体調によっては、途中で眠くなることもありますが、その時は迷わず読書を中断し、身体を沈めて肩に光マイクロバブルを集中的に当てながら、その眠りの中に没していきます。

 そして目が覚めてから、すっきりした気分で読書を再開します。

 その入浴が1時間半~2時間近くになったころでしょうか、なんだか、身体がすっきりして軽くなって体調に重要な変化が起きてきたのでないかとおもうようになりました。

 「おやっ、何か、身体のなかの方で重要な変化が起こっているのではないか?これはなんであろうか?」

重要な何か

 ①最初は、光マイクロバブルの知覚神経刺激の作用が体表面近くで発生し、そこでの毛細血管の血流促進が起こり、それが、時間をかけて深部にまで進んでいったからでしょうか?

 ②また、その知覚神経刺激の作用が脳内に伝達され、脳内の満腹中枢神経、睡眠中枢神経などをより刺激していったからでしょうか?

 ③毛細管における血流促進が、静脈系を通して心臓に達し、そこから動脈系の毛細血管にまで作用し、その血管拡張によって身体中の血の巡りをよくしていった、とくに、脳内の毛細管血管おける血の巡りを促進させたからでしょうか?

 ④さらには、これらの血流促進と共に、その電子の流れの制御によってプラス成分を体外に放出させたからでしょうか?

 この①~④の疑問が湧いてきて、それらを究明していく重要な課題が明らかになってきました。

 この1時間半あたりからの身体におけるすっきり感の出現は、非常に重要な医学的現象の存在を示唆しているようにおもわれますので、今後の重要な研究課題にしたいとおもいます。

 この二時間光マイクロバブル入浴を行った後は、いつになく身体全体にすっきり感があり、そのことからも、ここには重要な何かがありそうだと感じました。

 こうして、時間的に余裕のある時は、この入浴を遂行するようになりました。

 おかげで、手足の冷えも幾分改善されてきたようですので、しばらくは、この入浴を続けていくつもりです。

 これで寒さに打ち勝つ、一つの有力で力強い対応策を得たことになり、新年早々、めでたい幸先良い一歩を得ることになりました(この稿おわり)。
mu-ti-0116
沖縄のムーチー(香りのよい月桃の葉で包まれている)