残り1週間

 激動の2022年も、残り1週間になりましたので、今年最後のガイダンスとともに、この1年を振り返ってみましょう。

 この数日間、日本列島を寒波が襲ってきていますので、南国の国東においても、1℃前後の最低気温を記録するようになりました。

 これまでは、外気の最低気温が下がってくると、何も暖房をしないでも、寝室においては、その気温よりも約10℃高く、寒さで身体が冷えて眠れなくなることはありませんでした。

 このままでは、その外内の温度差が一桁台になっていきそうなので、こちらもやや工夫を凝らして安眠を確保することにしました。

 その第一は、パジャマの下に半そでの薄いシャツを着たことでした。

 また、その第二は、就寝前に、小型のヒーターを運転してやや室温を上げておくと、それが朝方までに約3℃しか下がらないので、これが寝やすい要素の一つになっています。

 第三は、昨年と同様に電気毛布を使用したことであり、これをわずかな温め温度にして体温による温かさを下げないようにしたことです。

 私の場合、足が冷えるとコムラガエリが起こり始めますので、とくに足を冷やさないようにすることと、足の運動とマッサージを念入りにすることに努めています。

 また、寒くなってくると運動不足になりますので、就寝前の足の運動を心がけています。

 すでに、別稿において、仰向けになって足の屈伸を連続でする回数を200回にまで増やしてきて、これが現在は240回にまで到達してきました。

 これで、どうやら大晦日までに250回という目標を達成できそうになってきたようです。

 それでは、いよいよ年末になってきましたので、今年1年を振り返りながら、そのガイダンスを行なうことにしましょう。

 さわやかロハス生活(4600回記念)・緑砦館物語

 この1年、わが家のミニハウスである緑砦館において、光マイクロバブル水耕栽培による野菜づくりを行ってきました。

 そもそも、これは、光マイクロバブル技術の研究のひとつとして開始した分野ですが、それがいつの間にか趣味になり、さらには、「さわやかロハス生活」を営む重要な中心軸になっていきました。

 昨年に続いて、この研究・趣味・ロハスの好循環サイクルが、より確かに回り始めた1年であったということができます。

 光マイクロバブル技術を、どう農業、そして食料問題に適用するのか、その改善をいかに実現するのか、それらの問題に分け入り、解決していくには、自分で実際に野菜づくりを行い、その機微に触れ、その実践のなかで考えていく必要があるのではないかとおもいました。

 光マイクロバブルのことを真に理解するためには、頭で考えるだけでなく、現場に出て、その実践を行い、さらには、自分の五感、体感をも利用して、さまざまな角度から、光マイクロバブルの長所を探究していく、このスタイルの確立が何よりも重要です。

 その実践的研究によって、初めて光マイクロバブルの真理に迫っていけるのではないか、これが、これまでのアプローチにおける実感であり。もし仮に、そのスタイルによる検証がなければ、ほんのさわりの表面的な理解に留まっていたでしょう。

 たとえば、光マイクロバブルの生理活性のことを学者がいたとしましょうか。

 その方の言動を見て、

 「この方は、光マイクロバブルの風呂に入っているのであろうか?」

と推測します。

 その主張のなかに、おかしいところがあると、次のように察知します。

 「それは、光マイクロバブル入浴をして、自分で体感してみれば、すぐに解ることなのに、光マイクロバブルの第六感が磨かれていませんね!

 どうか、光マイクロバブルのお風呂にたっぷり浸かってから、もう一度よく、考え直されたらどうでしょうか?」

 光マイクロバブルは、未だ未知の、謎の多い学問分野なのです。

 これと同じことが、農作物づくりについてもいえるようで、実際に光マイクロバブルによる野菜づくりを実践して、次々におもしろい体験をすることができました。

 その第一は、植物は、真にか弱い生命体として生まれますが、それが成長していくことでたくましくなり、堂々とした姿になって、花を咲かせ、実を結ぶようになることでした。

 この発芽から成長までを共に過ごすことで、不思議な連帯感が生まれ、まるで共同の生命体という認識が強まっていくのです。

 これは、植物が、古くからヒトの友として存在し続けてきたことから養われてきた共感なのでしょうね。

 そのせいなのでしょうか?

 野菜たちに直に触れていると、なぜか無心になり、そこに安らぎを覚えるようになる、これが第二のおもしろい体験です。

 この触れ合いを通じて、私が解ったことは、よい環境を与えてあげると、植物は、それにこ応えて、よりすくすくと育つということでした。

 その姿を観ると、こちらも元気をもらったようにうれしくなり、さらに良い環境を提供しようとおもうようになります。

 これによって、その野菜たちはみごとに成長し、その素敵な実りを私たちに提供してくれるようになるのです。

 この成果が、さわやかなロハス生活の実践に小さくない寄与をなしてくれました。

 そして、それをうれしくただくたびに、野菜たちの成長に感謝しました。

 このなかで、この野菜たちの発芽と成長に、光マイクロバブルと光マイクロバブル水が非常に重要な役割を果たしていることが明らかになりました。

 そして、その究明から、新たな研究課題が生まれてきました。

 それらを少し紹介しておきましょう。

 ①光マイクロバブル水の発芽における作用効果を明らかにし、その最適条件を探究する。

 ②光マイクロバブル水とより健康的な土の関係を探究する。


 これらの課題が生まれてきたことは、私にとっては非常におもしろい体験的学習の成果ともいえますので、これが第三のおもしろい体験の結果でした。

 来る新年においては、これらの課題の探究により一層努めることにしましょう(つづく)。

mimo20221228^1
ミモザと白い雲