早生の小ミカン
先日、国東市安岐町にあるスーパー「新鮮市場」に立ち寄って、沖縄のお祖母ちゃんのお見舞いに「新高梨(にいたかなし)」を送ろうということになりました。
立派な日田産の新高梨でした。
おそらく、沖縄には出回っていない梨ではないかとおもいます。
ーーー これで、さぞかし喜ばれることであろう。
まだ、ジュースにしてしか飲めないのだそうで、梨は古くから中国、朝鮮、日本と熱を下げる、咳を減らす薬としても徴用されてきましたので、良い見舞いになりそうでした。
その梨を籠に入れてほっとしていたところ、その反対側のミカンコーナーの隅に、小ミカンが一袋置かれていました。
小ミカンといっても、これはかなり小サイズのものでした。
その直径は3、4㎝程度のものでしたので、極小ミカンといったいったほうがよいものでした。
品種は「早生ミカン」と書かれていました。
これを買おうか、どうしようかと、しばらく逡巡していましたが、ここは思い切って買うことにしました。
その値段は700円、その袋のなかには100個以上が入っていましたので、一つは7円という格安さでした。
ーーー 孫のユッツがミカン好きなので、ちょうどよいかもしれない。
こうおもって、その味を確かめてみました。
なかなか旨かったので、
「これは、もしかしたら、よい買い物をしたのかもしれない」
とおもいました。
しかし、このミカンの袋は、研究所の冷蔵庫に入れていたこともあり、しばらく、そこで安置されたままになっていました。
その間に、より熟してきたのでしょうか?
その冷蔵庫の引き出しを何気なく開けた時に、そのミカンが顔を出してきましたので、そこから3つほど取り出して食べてみました。
冷蔵庫で冷やされていたこともあって、ここちよい冷たさになっており、しかも、しばらく見ていないうちにより黄色になっていました。
これを興味津々になって試食して驚きました。
袋の皮が薄かったことから、そのまま食べてみると、これがかなり甘くなっていて、
「これは旨い。みごとな味になっている!」
と小躍りするほどでした。
ーーー これは楽しみが増えたようだ!
こうおもって、夕食後に、これを3つずついただくことにしました。
「ミカンを毎日12個食べると健康によい」と、熱心なブログ愛読者で友人のHKさんがよくいわれていたことをおもいだしました。
HKさん、今も毎日、ミカンを12個召し上がっておられますか?
もしそうだとしたら、この早生ミカンを賞味していただきたいとおもいます。
それから、山梨の孫たちにも、ぜひとも食べていただきたいですね。
山梨地方にはミカンがなく、貴重品とされています。
きっと大喜びすることでしょう。
これも、「国東のすばらしき山の幸哉(かな)!」といえますね(つづく)。
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