OIセミナー(2022-3)が、以下のプログラムで開催されましたので、その結果の概要を報告します。

 日時:2022年8月23日(火)15:00~16:30 
 場所:大成研究所セミナー室(〒873-0432 大分県国東市武蔵町向陽台12-2)
 主催:大成研究所・(株)ナノプラネット

 
<プログラム>


   
15:00~15:30 報告Ⅰ「アルコールランプの科学」 
               研究員・大成水晶
 15:30~16:20 報告Ⅱ「光マイクロバブル水物理化学的特性と製造技術」  所長・大成博文 
  16:20~16:40
 総合討論  
 
hati-3
ヘチマの花とミツバチ

 報告Ⅰでは、アルコールランプを用いた簡単な実験結果が報告されました。

 昨日は、この実験を手伝いましたので、その粗方は理解していました。

 簡単ですが、非常におもしろい結果が出てきましたので、ひとつのきっかけが生まれた、おもしろい展開になりそうだという予感を覚えました。

 どんな実験であっても、たとえそれが単純であっても、それをやってみないと結果は解らないことがよく解りました。

 これを聞いていてファラデーの『ロウソクの科学』を想いだしました。

 おかげで、一つの重要な仮説を抱くことができました。

 報告Ⅱでは、最近の相棒2との共同研究のデータ整理が示されました。

 すでに、何度も同じ実験を行ってきたことでしたが、じつは、2つの新たな条件で行ってみたことが意外な結果をもたらしていました。

 それは、効率に関しては10倍化を示していましたので少々驚きました。

 「小さな実験条件の違いが、このような結果をもたらすとは?」

と内心の驚きを覚えながら、

 「またしても、光マイクロバブルの女神が微笑んでくれた!」

と喜びが込み上げてきました。

 このような喜びは、予感が的中したとき、あるいは、それ以上の驚きの結果が出たときに生まれてくるものであり、

 「実験はやってみるものだ!よかった!」

と密かにほくそ笑みました。

 そして、

 「これは、重要なチャンス到来ではないか!」

とおもい、そのことをしっかり心に刻みました。

 この微笑は、一度それに出会うと、数回続くこともありますので、その幸運を切らさないように、ますます切磋琢磨していくことが大切です。

 未だデータが十分に揃った段階にまで達していませんので、同様の実験を継続して、どこまで、そのよいデーターが、どこまで伸びていくのか、それを観察していくことにしました。

 どうやら、千里の道における「第二歩目がヒットした」ようで、このようなことが起こる「科学のふしぎ」に「心が揺り動かされました。

 早くも、犬が棒に当たりました。

 この棒、その辺に転がっていた倒木の枝木ではなく、何だか、大変貴重な金属か鉱物でできていそうです。

 俄然、おもしろい結果を得て、光マイクロバブル水の科学と製造技術において、またひとつ前に進んだようにおもいました。

 これを大切に育て、データーを蓄積して、必要な準備を済ませて公開していくことにしたいと思います。

 その日が早く来るとよいですね(つづく)。

 次回のOIセミナー(2022-4)は、8月31日(水)の13時30分から開催する予定です。