昨日、以下のプログラムにおいて、第41回の「ナノプラネットゼミ」が開催されましたので、その概要を報告します。
プログラム
日時:2022年8月18日(木)10:00~12:00
場所:大成研究所セミナー室(〒873-0432 大分県国東市武蔵町向陽台12-2)
主催:(株)ナノプラネット研究所、(株)ナノプラネット
問合せ先:事務局 ℡:0978-64-8155 E-mail:info@nanoplanet.co.jp
10:00~10:30 話題提供① 「タイム(ハーブ)の効用について」 大成京子
10:30~11:00 話題提供② 「16時間ダイエット」 大成由音
日時:2022年8月18日(木)10:00~12:00
場所:大成研究所セミナー室(〒873-0432 大分県国東市武蔵町向陽台12-2)
主催:(株)ナノプラネット研究所、(株)ナノプラネット
問合せ先:事務局 ℡:0978-64-8155 E-mail:info@nanoplanet.co.jp
10:00~10:30 話題提供① 「タイム(ハーブ)の効用について」 大成京子
10:30~11:00 話題提供② 「16時間ダイエット」 大成由音
11:00~11:40 話題提供➂ 「最近のトピックスと大成研究所の課題」 大成博文
11:40~12:00 総合討論
①では、興味深い「タイム(ハーブの一種)」の効用についての報告がなされました。
周知のように、タイムは古くから愛用されているハーブのひとつですが、その意味は「防腐」だそうで、初めて知りました。
これをお茶や料理に用いられていて、それらの紹介がありました。
また、わが家の庭にも2種類のハーブが植わっていて、その実物の紹介があり、匂いも嗅いでみました。
すっきりしたここちよい匂いでした。
家内によれば、これらのタイムを栽培し、増やしていくのだそうで、そのうちタイム茶が飲めるかもしれませんね。
適当な時期に、このタイムの光マイクロバブル水耕栽培にも挑戦してみましょう。
その前に、前回において紹介されたレモングラスが、大きく成長して1mを超える大株になっていますので、これを先に栽培してみましょう。
②では、今話題の「『空腹』は最強のクスリ」の本の内容が紹介されました。
作者は、青木厚(医学博士)さんで、この本がよく読まれ話題になっているそうです。
次の3つが、青木先生推奨の「16時間ダイエット」による特徴があるようです。
報告者の相棒も、現在、実験中だそうで、その体験談も添えてくれました。
1)「胃腸の休息による働きの復活」
ヒトが一日三食を励行するようになったのは産業革命によって工場労働者が生まれたからで、資本家は、労働者として有効であった子供たちにの目を覚まさせるために朝食を与えたそうです。
これによって子供たちはよく働くようになったことで、これが一日三食のきっかけになったといわれています。
朝から晩まで、小さい身体を動かして子供たちを四六時中働かせるには、その体力を養う三食が必須だったのです。
しかし、今では、それに精神的労働も加わり、かつてほど身体を動かすことが少なくなりましたが、それでも三食の生活習慣は維持されていて、それだけ、いつも胃に負担をかけ続けてきたのです。
すなわち、現代人の胃袋は休むことなく働き、しだいに消化機能が落ち、おまけに腸の動きも悪くなって、便秘や下痢を起こすようになっています。
さらには、腸内細菌のバランスを悪くなり、それが肌荒れやアレルギーにも影響を与えています。
一日三食だと、食事の間は5時間程度しか開かず、胃を休ます時間がないのです。
そこで青木医師が推奨しているのが16時間ダイエットです。
これを実行するには、一日三食を「二食」に変更する必要があります。
有名な食の達人であった池波正太郎さんは一日二食であり、朝起きて11時に朝と昼の兼用の食事をし、夜は、当許界隈に出かけて、好きなものを賞味されていました。
また、歴史を大きく遡ると、ホモ・ハビダスは一日一食だったそうで、その代わり、その食事に8時間もかけていたようです。
残りの時間は、狩りに出かけているか寝ていたそうです。
当時は、狩りに出かかていっても、なかなか良いものは捕まらず、地上に落ちている物を拾うか、植物を引き抜くしかなかったようで、しかも火を使うことができなかったので生のものを、それだけ時間を割いてかみ砕きながら食べていたことから、それだけ時間を要したのです。
また、夜は外敵から身を守るために、木の上で寝ていたそうです。
このように、一日一食から始まり、やがて、次のホモ・エレクトスが火を使うようになって食事を作る時間が大幅に短縮されたことから、狩りの前後に食事をするという習慣に変わっていったのでした。
そして、産業革命が起こり、一日三食が労働者の習慣として定着していったのです。
以来、胃の方は働きっぱなしであり、休むことを知らなかったのです。
今や、金があれば、何でも手に入るようになり、すぐ近くにはコンビニに行って食べ物を買うことができるようになり、「飽食の時代」となって、肥満児や肥満の大人たちも出現するようになったのです。
そこで胃を16時間休ませて、断食を行なうことが有効になった時代を迎えたのです。
以下の2)と3)については、次回において解説することにしましょう。
2)「脂肪を燃焼させて、ダイエット、生活習慣予防に」
3)「『オートファジー』が働いて若々しい身体に」
なお、次回の第42回ナノプラネットゼミの開催は、9月22日(木)10:00から開催予定です。
奮って、ご参集ください(つづく)。
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