5日間1000名超の新型コロナウイルス感染者(大分県)

 全国的に新型コロナウイルス感染拡大が続いていて、本日は過去最大の感染者数が110675人に至りました。

 東京は、18919人であり、過去最大の感染者数に接近してきました。

 先週の土曜日と比較すると約9000人という大変な増加を示しています。

 また、沖縄県の3094人を始めとして14県で過去最大の感染者数が報じられています。

 地元大分県においても、5日連続で1000人越えを示しており、大分市、別府市を中心にして、その周辺都市においても感染拡大が進行し、中津市においても100人を越えたとのことでした。

 感染者の特徴は、10歳前後が多く、子供たちの集団感染という深刻な状況が生まれています。

 この感染拡大を心配して、本日は中津での昼食を取りやめ、自宅で早めにいただいてから中津へと向かいました。

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白い花(中庭)

 W医院に到着してから、早々に実験の準備を始めました。

 その最初は、新たに試作した装置を用いて実験を行い、その際の身体的反応についての計測を行いました。

 被験者にはW先生になってもらいました。

 先日の同様の実験の時も同じでしたが、今回も、その実験が始まると3分も経たないうちに、先生はこっくり、こっくりと居眠りを始められました。

 そのうち、眠りが深くなり、気持ちよさそうに座ったままで寝入ってしまったようでした。

 「ここちよさそうなので、このままそっとしておきましょう。

 その間に、次の実験の準備をしましょう」

 「それがいいですね。先生が、何分眠られるか、時間を計っています」

 「それはいいですね。よろしくお願いします」

 「わかりました」

 このような会話を交わしながら、二人で次の実験の準備を行いました。

 それには、私どもが持参した2つの市販の装置を用いる実験でした。

 これらに加えて、すでに前回持参した、新たな医科歯科専用の光マイクロバブル発生装置を使用しました。

 前回においては設備が揃った医院における実験でしたが、今回は、それを持ち運んで病床においても使用できるようにした、いわゆる「ポータブルな試験」を想定したものでした。

 さて、いざ、現場での実験を行ってみると、その利点、欠点がさまざまに明らかになってきます。

 その現場でのW先生を囲んでの議論が重要であり、それを通じて、その「ポータブル化」をより洗練させて高度化するには、どのような改善が必要かをめぐって突っ込んだ議論が展開されました。

 すでに、W先生、相棒、私の3者は、このような議論を長い間続けてきましたので、互いの立場と、これまでの成果を踏まえての議論にはかなりの充実度とおもしろさがありました。

 その結果、次の2つのことが明らかになりました。

 ①持参した市販装置の能力はかなり良いものでしたので、そのポータブル化において利用できる。

 すなわち、臨床の現場で使用可能である。

 ②光マイクロバブル発生装置に関しては、その現場のニーズに則したより高度な改良が必要であり、その試作を検討する。

 新たな装置の特徴やその限界を考慮すると、最初から、ぴったりと現場のニーズに則することは少なく、その問題点を浮き彫りにしながら、次の一歩へと改良を重ね、完成に接近していくことが重要です。

 今回の実験において、そのことが、より鮮明に浮き彫りになりました。

 新技術とは、このような一歩の前進を何度も繰り返す中で完成していくことを常としています。

 これこそ、現場のニーズに則した「生きた改善、改良」ということができるでしょう。

 今回もよい勉強になりました。

 W先生のここちよい眠りの時間は約30分でした。

 その眠りから覚めた先生は爽やかそうでした。

スズラン館の「鳥飯」

 新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますので、本日は、中津市と日出町で、それぞれ1箇所だけに限ることにしました。

 そして出かける際に孫のユッツから「お土産」を無心されましたので、まずは、中津市のパン屋「魔法の樹」に立ち寄りました。

 ここでユッツが大好きの「パンダパン」と「コアラパン」を購入し、相棒夫妻や家内と娘が好きなパンも、お土産として籠に入れておきました。

 また、日出町にある鈴木養鶏場の「スズラン館」にも寄りました。

 そこへの到着時間が16時30分過ぎ、目当ての鳥飯を真っ先に探しに行くと、運が良いことに4つだけ残っていました。

 しかも、それが半額でしたので約200円で4つとも籠に入れることができました。

 因みに、鶏肉のエキスがよく沁み込んだ混ぜご飯の上に大きな卵焼きが4切れ、さらには唐揚げが2つ、沢庵2切れが入っていて、これが200円でしたから、その幸運さが、そのおいしさにも反映されていました。

 これで今夜の夕食は決まり、家族からも、かなり喜ばれました。

 ここでは卵のほかに近くの農家から仕入れた農作物が格安で売られていて、そのなかから各種のナスビ(黒色の太いなす、白色のなす、長なす)が一袋80円で売られていました。

 あまりにも立派なナスビが格安で売られていましたので、籠の中のそれらのナスビをすべて買いました(全部で6袋)。

 お買い得でした。

 それから、朧豆腐を4つ、半熟卵を2つ生卵一箱も加えました。

 これでユッツに約束した「お土産」を確保することができました。 

 ユッツは、このパンがあると、寝起きの「ぐずり」がすぐに治るそうで、機嫌よく食卓に向かうそうです。

 まさに、ユッツのとっても「魔法のパン」ですね。

 中津での実験と議論、いよいよ佳境を迎えてきたようで、じつに楽しくなってきましたね(つづく)。

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雨で傾いたグラジオラス(中庭)