夏すずみ

 緑砦館3において、キュウリの「夏すずみ」の実が生り下がるようになってきました。

 ここには、かなり多くの数のキュウリの苗を植えましたので、それらが、ひとつも枯れることなく育っていて、その一部において実が生り始めました。

 それらが、いくつもぶら下がっている様子を見ると、なんとなくうれしさを覚えています。

 昨日は、緑砦館2の方で孫のユッツが元気よく大きなキュウリを収穫しましたので、今度は、その3の方で収穫していただきましょう。

 ここでは、キュウリのほかにトウガラシがたくさん実り始めました。

 葉っぱの間から、ややとがったトウガラシの実が突き出ていて、これを2、3個摘んでは、料理に使用しています。

 丁度良い辛さと独特の香りがすばらしく、料理をより上質化させています。

 同じく、このトウガラシも順調に育ってきていますので、この香辛さを存分に楽しむことができるでしょう。
  
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キュウリ(緑砦館3)


 緑砦館2021-11

緑砦館見取り図

本日のアグリ作業

 1.大葉青しその苗の移植

 プランターで育てた大葉青しその苗の移植を緑砦館1のAレーンとBレーンに移植しました。

 前者においては、一孔に4株を入れ、合計で16株を移植しました。

 また、後者においては、一孔に2株を入れ、合計で28株を移植しました。

 2.サンチュの苗の移植

 昨年、Aレーンにおいて栽培していたサンチュから種を取り、それが発芽して苗にまで成長してきましたので、その移植が続いています。

 プランター2つ分の苗ですので、概算でも600株近くあるのではないかと思います。

 そのうちの1回目の移植が終わっていますので、本日は家内が頑張って、残りの500数十株の移植を行ってくださいました。

 その移植先は、緑砦館1のA水路(北側)でした。

 なお、昨年のサンチュが未だAレーンに残っていますので、これから種を採取して苗づくりを行う予定です。

 3.アグリ作業を持続する理由(3)

 第1の理由:近い将来に起こるとされる「食糧危機」、「肥料危機」に対抗する。

 第2の理由:ロハス生活を実践・発展させる。

 第3の理由:無農薬、低肥料光マイクロバブル水耕栽培の重要性と優位性を究明する。

 自分で光マイクロバブル水耕栽培法で野菜栽培を行う以前は、当然のことながら、地元のスーパーや道の駅で野菜を普通に買っていました。

 これは、前職場があった周南市においても同じ購入をしていました。

 これらの購入野菜を食べていて共通していた特徴は、「野菜がおいしい」と思ったことがほとんどなかったことでした。

ーーー 近頃の野菜は、こんな味なのか?子供の頃に食べた味とは、ずいぶん違うな!

 ずっと、このように思ってきました。

 野菜とは、そんなもの、不味くても、それが当たり前のこととして済ましてしまうという「いいかげんな食生活」をおくっていたのでした。

 おそらく、私の食感や舌の力がかなり鈍感になっていたのでしょう。

 国東にきて、無農薬の光マイクロバブル水耕栽培を開始して初めて解ったことは、実際に、その方法で栽培された野菜を食べてみないと、そのすばらしさやおいしさが理解できなかったことでした。

 また、逆にいえば、農薬まみれの野菜が、いかに不味くて嫌味、渋みが多いかに気づいたのでした。

 その結果、この無農薬栽培の野菜を食べ続けることによって、農薬まみれの野菜を一切食べなくなりました。

 この無農薬野菜の生活習慣は、私にとって小さくない大転換となりました。

 「無農薬栽培の光マイクロバブル野菜は、こんなにおいしかったのか!」

 これは驚嘆であり、野菜生活観における、小さくないブレイクスルーの瞬間だったのでした。

 また、農薬を用いた苗の栽培において、それらのほとんどが、不味くて、おいしくないという実体験にも出会いました。

 本来は、小さい苗の段階ほど、柔らかくておいしいはずなのに、市販の苗を購入した時に、その一部を食べてみましたが、それらは、とても、噛んで飲み込むことができるようなものではありませんでした。

 農薬が、野菜を不味くし、不健康にしているのではないか?

 子供たちが、このような野菜を嫌がるのは無理もないことであり、反対に無農薬のおいしい野菜を与えれば喜んで食べるようになるのではないか、と考えるようになりました。

 見てくれの良い野菜を、スーパーに行って好きなだけ買うことができる、このような便利さの陰と隙間に、この農薬問題が侵入し、重大な不健康問題と野菜嫌いを誘発させてきたのではないか!

 これは小さくない問題だと考えるようになりました。

 次回は、この苗試食の問題に、さらに分け入ることにしましょう(つづく)。

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トマトとピーマン(緑砦館3)