第4800回記念

 5月も末日を迎えましたので今月のガイダンスを行うことにしましょう。

 その第1は、明日から始まる第4800回記念の「OIだより」の解説です。

 「OI」とは、「大成研究所」の英文字略です。

 あえて漢字を使用しなかった理由は、そうだと、かたぐるしさを感じたからであり、このシリーズをやさしく、やわらかに持続することをめざしたいと思ったからでもありました。

 すでに何度か紹介してきた井上ひさしさんの名言である、「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをゆかいに、ゆかいなことは、あくまでゆかいに」をモットーにして、この「OIだより」の執筆に臨むことにします。

 この最初の話題は、出雲市のKさんの「トマトづくり」に関することであり、これが、どうやら上手くいったようで、その成功の意味をより深く考えてみようと思いました。

 これまでは、㈱ナノプラネット研究所との関係において、機密事項については概ね控えて発表してきましたが、これからは、OIとして、より多くの開示をめざしますので、お付き合いのほどをよろしくお願いします。

「ウルトラ・パラダイムシフト2022」

 引き続き、このシフトが拡大、深化しています。

 ひところの円弱(円安)と株安に加えて、アメリカのダウ平均株価の株安という要素も加わって、その分だけドル安傾向の影響で、わずかですが円高に振れるという複雑な構造を見せ始めています。

 しかし、円弱の基本的傾向は変わっておらず、6月中旬のアメリカFRBの、さらなる利上げによって、ますます日米金利差の拡大が進むことになります。

 昨日の国会においても、黒田日銀総裁と岸田首相は、共に、これまでの金融緩和政策を変更しないと明言していましたので、かれらは、ますます窮地に陥っていくでしょう。

 ここで、金利を上げると、これまでの金融政策が、一挙に木っ端みじんに壊れてしますという瀬戸際にいますので、少しも身動きが取れないのでしょう。

 真に、コワイ話です。

 また、ウクライナ戦争、世界的干ばつなどの影響を受けて、小麦や油の輸出禁止、不作が相次いで報道されています。

 これらの事態は、まさに、ウルトラ・パラダイムシフトが、より急激に、より深刻に進行していることを示していますので、引き続き、この考察と分析、執筆をを継続していくことにしましょう。

緑砦館物語・さわやかロハス生活」

 「緑砦館物語」における「アグリ作業」が100回を迎えました。

 近日中に、その記念記事を明らかにします。

 これは、光マイクロバブル技術を用いて、野菜を育てる際の技術や取り組み、作業の内容をかなり綿密に報告していく記事です。

 昨年から、その栽培作業が多くなってきました。

 それだけ、私も、そのために汗をかき、より強く思入れを行うようになりました。

 それは、なぜか?

 この作業を行うなかで、そのことを考え続けてきました。

 その結果、このアグリ作業を行うことそのものが、ロハス(健康を持続させる生活)ではないか、ということに気づきました。

 もちろん、そのなかには、無農薬、極低肥料で育てた光マイクロバブル野菜を摂取することも含まれています。

 それと同等に、植物の発芽から成長、収穫に至るまでの「ふれあい」、「汗を流す」ことが 重要であり、それが自ら進んで、ゆかいに遂行できることに、何か、植物とヒトにおいて本質的なものがあるのではないか、と思うようになりました。

 その意味で、私にとってのアグリ作業には、重要な何かがあり、これを引き続き探究していきたいと思います。

 幸いにも、上記のように「OIだより」を開始しましたので、そのことも重要な探究テーマにしていきたいと思います。

「韓流ドラマと日本人」
 
 これは、私にとっても楽しみな企画です。

 すでに、すっかり韓流ファンになって久しく、その最初のきっかけは、あの『冬のソナタ』でした。

 当時は、NHKBSを視聴してのことでしたが、最近は、アマゾンプライムやネットフリックスを通じて楽しく視聴しています。

 そのせいで、テレビの民放は一切視ない、2、3年までは、NHK大河ドラマをBSで視聴していましたが、それも止めました。

 現在のNHK大河ドラマは、三谷幸喜という脚本家の切り札が登場していますが、それでも、深みがなく、したがっておもしろくもなく、とうとう、その視聴も途絶えてしまったというわけです。

 かつての大河ドラマは、今のように浅薄ではなく、見ごたえがありました。

 そのことは、リバイバルで再放送されているものを偶に見ることがあり、そのことを確かめています。

 軽薄な笑いや筋立てよりも、深みのある「おもしろさ」に欠ける、これも時代の風潮なのかもしれませんね。

 その意味で、この記事は、その韓流を日本人が、なぜ好み、視聴するのか、この問題の本質に迫ってみたいと思います。

 日本にとって、中国も含めて、朝鮮半島は、文化や技術の通り道であり、それを日本人は大切に利用してきました。

 長野県の阿智村には、モノサシを祭った神社があり、その神主さんと話をしたことがあります。

 そのモノサシは、朝鮮半島から伝わったもので、わが国は、それを渡来人による税の取り立て技術として利用していたそうです。

 当時としては、最新の優れた技術であり、それが果たした役割の大きさと、ありがたさから、神社で祭るようになったのです。

 これから、イ・ビョンフン監督の作品を中心にし、さらに最近のすばらしい作品を含めて、韓流文化と日本人の関係について、より深く分け入ってみたいと思います。

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万華鏡(紫陽花)

「高野長英」再考

 このシリーズは終盤を迎えています。

 長英の逃避行は宇和島に至り、ここでシーボルトの鳴滝塾の兄弟子であった二宮敬作と旧交を温め合います。

 二人とも酒豪だったらしく、宇和島の料亭で酒を酌み交わし、名物の「じゃこ天」と「鯛飯」に舌鼓を打ったことでしょう(私も、そうであった)。

 この二宮は、宇和島での医者でしたが、長英を宇和島に呼ぶことに尽力しました。

 藩主の伊達宗城の要請で、かれが集めた兵書の邦訳に長英が最も適していたからであり、二宮は、その長英の実力を最もよく理解していた人物だったからでした。

 その邦訳に基づき、長英は、実際に宇和島の深浦地区に砲台を配備する設計書を認めました。

 長英の仕事は、そこで終わったのですが、長英が宇和島から出た後に、その二宮が、推挙したのが村田蔵六、後の大村益次郎でした。

 当然のことながら、村田は、長英が邦訳した兵書を読み、実際に、その砲台を設置するために陣頭指揮を行った人物です。

 この時、村田は、長英の実践的な砲台立案設計書を読んで驚いたはずです。

 そして、さらに、長英が訳した膨大な兵書を読み、ますます吃驚されたことでしょう。

 もしかしたら、二宮が村田を宇和島藩に招聘することを提案していなかったら、そして村田が長英の邦訳書を勉強していなかったら、その後に起こる長州藩の維新は起こらなかったかもしれません。

 幕府を相手に、連戦連勝した村田は、長英の邦訳兵書を十二分に活用したのではないでしょうか。

 こう推理してみますと、長英は、歴史に小さくない影響を与える学者としての重要な仕事をしていたことになります。

 そのことを踏まえて、この記事における最終版を認めていくつもりです。

 (つづく)。

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赤いバラ(前庭)