光マイクロバブル足湯(2)

 前記事において、光マイクロバブル足浴をし始めると、すぐに手指と掌が赤みを帯びてくることを示しました。

 文字通り足浴は、足を入浴させることであり、この装置においては、冷たい水道水を入れた状態で開始されます。

 足を入れると、当然のことながら「冷っ」とします。

 この場合、水道水は、足の踝(くるぶし)よりも下の部分において水位を設定していますので、ひんやりするのは、その浸潤部分のみです。

 通常の場合、冷たい水道水のなかに足を入れると、その浸潤部分のみが、まず冷たくなります。

 そして時間が経過していくと、その浸潤部分の冷たさが、徐々に足の上の方まで伝搬し、身体全体が冷えてしまいます。

 しかし、光マイクロバブル足浴の場合には、これと事情がかなり異なります。

 いったい、どこが、どう違うのでしょうか?

 より詳しく、この光マイクロバブル足浴に実際を検討しましょう。

 水道水のなかに足を入れた瞬間は、たしかに「冷っ」とします。

 ここまでは、単に水道水のなかに足を入れたときと同じです。

 しかし、次の瞬間から、重要な変化が起こります。

 稼働中の光マイクロバブルは、底面から水面方向に噴射していて、その上に足裏が被さっています。

 その光マイクロバブルは、足裏において最も重要なツボである「雄泉」の近くに近接噴射できるようになされています。

 いわゆる、足ツボ刺激を狙って工夫しました。

 光マイクロバブル発生装置の出口からは、光マイクロバブルを大量に含む光マイクロバブル水が、毎秒500回転という、超高速で旋回しながら噴出してきますので、それが雄泉近くに当たると、その摩擦作用によって「ここちよさ」を感じます。

 通常の足ツボマッサージにおいては、そこを強く押すか、指で捏(こ)ねるかしますが、その時のここちよさ、あるいは時として痛さとは、かなり異なった刺激作用になります。

 おそらく、ほとんどの方々が未体験の刺激作用でしょうから、これを体験すると、すぐに「ここちよい」、「気持ちがいい」と声を発します。

もうひとつの「ここちよさ」

 じつは、この摩擦による足ツボ刺激のここちよさに加えて、もうひとつの「ここちよさ」を感じることができるのです。

 それが、温かさによる「ここちよさ」なのです。

 なぜでしょうか?

 周囲は、冷たい水道水で満たされていますので、少しも「温かくない」はずです。

 にもかかわらず、温かく感じるのは、なぜでしょうか?

 ここに、光マイクロバブルを発生させるときの重要な秘密が隠されていたのです。

 それは、その周囲の液体よりも温度が1~2℃高い光マイクロバブル水が噴出し続けていたのです。

 そのことは、簡単に確かめられました。

 光マイクロバブル発生装置の出口や本体のなかに温度計を差し込むと、たしかに、より温度が上昇していたのでした。

 わずかに1~2℃でしたが、これは非常に重要なことでした。

 なぜなら、時間経過とともに足浴をしている冷水を温水へと変えることができたからです。

 この機能が加わることで、この足浴器には、温熱ヒーターを配備する必要がなくなりました。

 また、この冷水から温水への変化によって、足浴をしている足表面付近の毛細血管を鍛錬することができるようになったのです。

 冷水のなかに足を入れると、その皮膚表面付近の毛細血管が収縮します。

 これによって、その毛細血管の血液の流れが低下してしまいます。

 この状態が長く続くと、足がますます冷えて、違和感、嫌悪感を覚えるようになり、さらにそれが続くと障害が形成されるようになります。

 こうなると、ここちよい足浴どころか、苦渋の足浴になってしまいます。

 さて、この足浴装置の水は短時間で循環するように設計されています。

 仮に、この足浴装置に入れた水道水の容量を2リットルとしますと、その光マイクロバブル発生装置からの光マイクロバブル水の発生量は毎分10リットル程度ですので、その水は約12秒で1回循環します。

 1分を経過すると12回も循環します。

 その度に、光マイクロバブル発生装置の出口からは、より1~2℃高い温水が噴出されますので、1分も経過すると、その足裏がかなり温かくなったことを知覚するようになるのです。

 足の周囲の水の温度は、足裏に当たる水の温度よりも常に1~2℃低いのですから、その温度差によって足裏をより温かく感じるのだと思います。

 この温感作用は、これだけに留まりません。

 じつは、さらにもう一つの重要な作用効果が認められるのです。

 次回は、その作用について分け入っていくことにしましょう(つづく)。

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 光マイクロバブル足浴後の足の裏(再録)