光マイクロバブル足湯

 春になって寒さが和らいできましたので、しばらくの間、光マイクロバブル足浴を中断していました。

 数日前に、それを再開させたところ、早速、その作用効果が再び、次のように認められました。

 足浴は、足裏の雄泉を中心に光マイクロバブルを近接噴射させながら、約1時間なされました。

 最初は、水道水を入れたままの状態ですので、水温は20℃前後であり、足を入れたときにはひんやり感を覚えます。

 その際に、足裏付近から、足の踝(くるぶし)以下の皮膚表面付近の毛細血管の収縮が起こります。

 冷温による毛細血管の収縮です。

 しかし、この冷温感は、ほんのわずかな時間であり、数分も経つと、次の「ここちよい状態」が生まれてきます。

 ①足裏のツボである「雄泉」付近に、光マイクロバブルの近接噴射がなされることで、格別の「ここちよさ」が生まれ、その冷温による違和感、嫌味感よりも、それが勝ってくる。

 ②同時に、足浴水の温度が徐々に増加し始めてきて、そらが、さらに「ここちよさ」を増加させる。

 ③その「ここちよさ」が身体全体に伝わってきて、次の変化が起こる。

 1)足裏の温かさが、徐々に身体の各部署に伝搬して、身体全体が温かくなります。

 2)とくに、そのことがよくわかるのが掌であり、白身から赤身に変化していきます。

 ここでは毛細血管がたくさん形成されていますので、その赤身化は、温かい血液が、そこに流れ込むことに起因していると考えられる。

 ここまでは、すでに判明していたことであり、何度か解説してきたことでした。

 しかし、ここでは、やや新たな特徴について述べておきましょう。

 3)掌が赤みを帯びてきたころに、両手の指の間に指を入れて、上下に擦り合ってみたところ、これまでとはやや異なる感触を覚えました。

 まず、互いの指触りの感覚が違っていました。

 それは、柔らかさにおける違いであり、今度は、掌の中央部においても、その触り具合を調べてみると、ここにもより柔らかい感触を得ることができました。

 「たしかに柔らかい、これは何であろうか?」

 すでに、その掌は赤みを増して、足部において温められた血液が掌にまで及んできて、毛細血管の血流促進が起こったことによって、手の指や掌の表面がやや膨らむことによって生まれた「柔らかさ」でした。

 この柔らかくなった掌と手指を互いにこすり合わせると、さらに、その柔らかい接触タッチが「ここちよさ」を誘起させていました。

硬くなっていた手指と掌

 さて、手指と掌が吃驚するほど柔らかくなったことは、その足浴前においては、柔らかない、すなわち硬かった状態であったことを意味していました。

 手指と掌の筋肉が硬かったことで何が起きていたのか、それが問題になりますね。

 その近い過去の記憶を呼び起こしましょう。

 すぐに浮かんできたことは、手指と掌が白く、ほとんど赤みがなかったことです。

 数回の足浴を行った今では、その白い手指と掌を再現して見ることができなくなっています。

 足浴直後だけではなく、常時、赤を帯びた手指と掌になっているからです。

 その今の状態の証拠写真を示しておきましょう。

 たしかに、かなり赤みを帯びた手指と掌ですね。

 この効用は、さらに、おもしろいことに結びついていきました。

 次回は、そのゆかいな、おもしろさに分け入っていくことにしましょう(つづく)。

tenohira20220508
 私の手指と掌(2022年5月8日)