朝の習慣
 
 今朝も、緑砦館における光マイクロバブル野菜の観察と収穫を楽しみました。

 もはや、この朝飯前の行為は、素敵な習慣として定着してきたといってもよさそうです。

 夏の間に、そして秋風を感じながら、アグリ作業にひたすら勤しんできたおかげなのでしょう。

 自分で育ててきた光マイクロバブル野菜との触れ合いには、ヒトとしての重要な何かがあるように思われます。

 まずは、緑砦館3のA水路において虫掃除。

 先日カスレタスの若葉にアブラムシが群がっていましたので、それらを水で洗い落としたのですが、そのうちの一本に再びアブラムシが寄ってきていました。

 アブラムシは、柔らかくておいしいところに寄ってくると聞いていますので、おそらく、そのカスレタスの若葉もそうであろうと思いました。

 そこで、それを摘んで食べてみましたが、まさにその通りで、真においしい味の若葉でした。

 この洗浄によってアブラムシを駆除しながら、そのカスレタスを、わずかばかり摘み取りました。 

 その後、緑砦館2(GFH2)に周り、ここでの収穫を行いました。

 そのメインは、白菜と水菜でした。

 前者は、やや色が黄色がかっているのですが、味の方はすこぶる良く、これを塩ゆでしたり、味噌汁に入れたりしていただいております。

 温めることで、茎の部分が柔らかくなり、そこを噛むことで中のエキスが出やすくなるのでしょうか、なんともいえない美味があります。

 後者の水菜は、おそらくベビーリーフのなかに入っていた苗が成長してきたのだと思いますが、この茎が3㎜ほどにも太くなり、まさに新たな水菜との出会いになりました。

 まさに、食べごろになってきた水菜です。

 市販の水菜の直径は、せいぜい1㎜ぐらいですので、だいぶ違っています。

 また、一株に数十本の茎が生えて四方に広がって成長してきて、周囲の野菜を覆うまでに状態にもなって美しい様を呈しています。

 このように、水菜にしては、申し分なく大きく成長してきましたので、おそらく、味の方も相当によくなっているのではないかと想像しています。

 これらの摘み取った野菜を両手で抱え、すぐに台所の流しに運びました。

 そして、最後は、緑砦館1へ、ここでは、Bレーンの野菜が非常によく成長しています。

 先ほど収穫した緑砦館2の水菜と同じものが、ここにも植わっていますが、こちらの方がより大きくなっていますので、今度、その立派な様子を写真撮影することにしましょう。

 ここでは、西側に植わっているセロリを収穫しました。

 先日の数日にわたるハウス内の低温下によってアブラムシがほとんど居なくなりました。

 しかし、この低温化のために少しばかり葉っぱが痛んだセロリもあり、それによって色の変わった葉っぱを有する茎を中心に、そして横に伸びた茎も含めての収穫を行い続けてきました。

 本日も、それと同じ作業を行い、10数本のセロリの茎を収穫しました。

 これらの光マイクロバブル野菜の収穫が続いているので、わが家の台所には、その野菜が常にきれいに洗って置かれるようになりました。

 自然に、これらの野菜を利用した料理が、毎日食卓をにぎわしています。

 これは、自分で育てて、自分で食べるという習慣が定着してきた証であるといってよいでしょう。

明日の実験の準備
 
 午後からは、明日の中津における共同研究の準備に勤しみました。

 それらは、主に、実験材料づくりと試験装置の組み立てでした。 

 その組み立て装置による実験は初めてのことで、事前に要領を知っておく必要がありましたので、自分で、その試験を行ってみました。

 実験とは、いざ実際に行ってみないと解らない部分がいくつもあります。

 それらを一つ一つ改良していくことで、なんとか要領を得ることができました。

 また、それによって、期待される効果の方も、半分程度は観えてきたようで、明日はおもしろい実験ができるのではないかと、少々安堵を覚えました。

 これから、明日の実験に関する資料作りを行いますので、今日のところは、これで筆をおくことにしましょう(つづく)。

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グリーンレタスの先端(GFH3-B)