朝摘み
数日ぶりに、緑砦館での光マイクロバブル野菜の朝摘みを楽しみました。
幾分と寒さが和らいできたせいでしょうか、緑砦館の光マイクロバブル野菜たちも元気を取り戻してきたようです。
年末から年始にかけて、少々の飲みすぎ、食べすぎがあったようです。
これを反省して、以前の野菜中心の生活に戻すことで、その効果が体調にも現れてきました。
光マイクロバブル野菜を基にした「さわやかロハス生活」を再び楽しく認識できるようになりました。
福岡伸一さん流にいえば、光マイクロバブル野菜の積極的な摂取によって体調が還元側に変位し、その動的平衡がなされることによって、より健康的な生活を楽しむことができるようになったといってよいでしょう。
そんな変化の機微を覚えながら、今朝は、緑砦館(GFH)2での朝摘みを行いました。
ここのC水路は、真ん中の通路にまで光マイクロバブル野菜がはみ出ていますので、まずは、その野菜からの収穫を始めました。
そのメインは、大きくなった白菜であり、その葉っぱ10数枚をハサミで切り落としました。
周囲の大きくなった葉っぱのみを摘んでおくと、その中心部分が成長して、再度収穫が可能になりますので、この採取方法が定着しています。
次に、その白菜の陰に隠れていたチンゲンサイ、MOネギ、水菜などをついでに少し収穫しました。
さて、これらを、朝飯に、どういただこうかと思案をしていました。
そういえば、昨夜は水炊きだったので、その汁が残っていました。
ここに、採ってきた若い白菜の葉とMOネギを細かく刻んで入れました。
また、鈴木養鶏場(日出町)で買ってきた有精卵残っていましたので、それも落とし込みました。
朝飯は、これで十分、採取した白菜とMOネギの味を楽しみました。
温まった汁のなかで白菜が、しんなりして柔らかくなり、何ともいえない歯ざわりと風味が出てきます。
無農薬低肥料の光マイクロバブル栽培の野菜の香りと旨さがにじみ出ていました。
ところで、この記念シリーズの記事も、今回で10回目を迎えました。
ロハスの生活における基礎概念は、福岡伸一氏によれば「還元」と「動的平衡」の2つにあるようなので、光マイクロバブル野菜づくりと、その摂取に関することについて、少し深く分け入ってみましょう。
すでに、述べてきたように、光マイクロバブル水耕栽培の特徴は、無農薬、低肥料にあります。
これが可能なのは、光マイクロバブルの植物活性機能と光マイクロバブルによる肥料成分の付加によるものです。
この前者は、現象的には、強い根ばりと急成長によって茎も葉の成長が可能な組成が形成されることにあります。
また、後者に関しては、空気中の窒素成分を独特のメカニズムを通じて溶解し、その野菜の根からの吸収を可能にすることにあります。
これによって、水耕の溶液は弱アルカリ化し、酸性化に伴う劣化を防止することが可能になります。
結果として、その野菜は、酸化還元電位が低い液体成分を多く含むようになりますので、より還元側の野菜の摂取を行うことができるようになります。
この還元性のより強い、無農薬の野菜を毎日摂取し始めると、みごとに身体の水素イオン濃度が増加し始め、その状態での動的平衡が成立するようになります。
福岡氏によれば、その入れ替わり期間は約2週間だそうですが、私の実感では、その期間が過ぎたころに、何だか身体が軽くなってきた、体調がよくなったという自覚が芽生えてきていました。
こうして、私の「さわやかロハス生活」が持続するようになりました。
しかし、一方で私も含めてヒトは、ストレスを感じながらも働くという労働を行っていますので、この付加があると、身体は、還元側から参加側へ向かって動的平衡を遂げていこうとします。
酸化成分が増加していくと、身体のなかでは、血液の流れが滞り、水素イオン濃度が減少していきます。
それが進むと、身体にコリやシコリが発生し、時には痛みも感じるようになります。
そして、その患部を中心にして電位が高くなり、より一層血液の流れを阻害させ、体温をも低下させてしまいます。
人によっては、そこに電気が溜まっている、その電気を抜いてやる必要があるという表現を用いて診断される方もいるようです。
こうなってくると、福岡さんのいうロハス的生活を遂行するのは、なかなか難しくなります。
すなわち、それを可能にするのは、そこの電気を抜いて、筋肉を柔ら無くし、血流を促進させる必要があります。
単に、無農薬の野菜を食べただけでは、そのよい方向の動的平衡には向かいませんので、ここで運動を行う、あるいは入浴する、さらには別の良い方法を探すことが必要になります。
つまり、現代人にとっては、無理なく「さわやかロハス生活」を実現するには、ストレスをどう解消していくのかという、もう一つの重要な問題が横たわっているのです。
次回は、別の光マイクロバブル野菜を紹介しながら、そのことにより深く分け入っていきましょう(つづく)。
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