12月14日
◆作業内容◆
1)GFH1-Bの七島イ専用水路に貼ったネットの格子が小さすぎて、苗を入れることが難しいことが判明、これを10㎝四方のネットに張り替えました。
2)GFH1-A水路の野菜が大きく育ってきたために、その清掃を行いながら、順次、カスレタス等からBレーンに移植していくことが朝の会議で決まり、その再移植を開始しました。
3)プランター①の虫食い苗を取り出しました。この根の土落としと洗浄を行うために、一日平型水槽に浸潤させます。
4)GFH3-Cの七島イ水路において、花の採取を行った後で、収穫と苗づくりの作業を再開しました。
5)GFH1におけるセロリの横に伸びた茎の剪定およびAレーンからBレーンへの再移植を開始しました。
体調が回復し、通常通りのアグリ作業を行うことができるようになりました。
先ほどは、上記1)の作業において、屈んだ姿勢で七島イの苗をネット内に立たせることをしたためにだいぶ太ももの筋肉を使いました。
このアグリパフォーマンスのおかげで、足腰がよく鍛えられています。
その意味で、高齢者にとってのアグリ作業は、持って来いの営為といえそうです。
本日も、その報告を行っておきましょう。
1)このB水路には、新たな光マイクロバブル発生装置の強力タイプが加わりましたので、早速、その効果が現れ始めています。
これを実践的技術の適用法というのでしょうか、おもしろい現象に出会いましたので、いずれ七島イ記事の方で、それらを紹介する日がやって来るでしょう。
この水路、光マイクロバブル発生装置の位置関係が微妙に変わることで、水路内の水が一部流出していました。
その原因を突きとめ、装置の設置位置を変えて、その是正を行いました。
システムが確立するまでには、このような細かいアクシデントがよく起こりますので、それらを改善していくことが求められます。
2)A水路の両端にカスレタスが移植されています。ここの育ちがよく背も高くなってきましたので、それらを間引いて余裕のあるBレーンに再移植しました。
その際、下部の葉っぱを収穫し、身綺麗にして育ちやすくさせました。
レタス類が、真直ぐ上に伸びていくと、それは終盤になってきたことを示唆しています。
その先端に花を咲かせ、種を造るためです。
この時期の葉っぱは、収穫に最適で、非常に美味なのですが、市場には、もっと若い段階のレタスしかでてきません。
カスレタスも同じで、熟してきた葉を楽しくいただくことにしましょう。かなりの量がありますので、Mさんほかの近所のみなさんに配るのもよいですね。
3)概算で100株以上のコマツナ、チンゲンサイ、ベビーリーフなどの虫食われ苗をAレーンに移植しました。
その根をきれいに洗い、弱った葉っぱを取り除いてやると、ほとんどが、立派な苗になりましたので、この活用を図ってよかったと思いました。
「そうですよ、生き物は粗末にしていけませんよ!」
母から、そういわれていたかもしれませんね。
これらの移植のために、Aレーンで育っていたシュンギクの苗をBレーンに再移植しました。
4)いよいよGFH1において、虫との闘いが開始されました。
敵は、アブラムシと青虫であり、いずれも容易ならざる相手です。
冬でもオアシスのように温かいGFH1は、野菜たちの生育に好適環境ですが、同時にそれは虫たちにとっても同じであり、早くも出始めたのです。
ハウスのなかの温度がさほど上昇しないGFH2と3では、このような害虫どもの出没は未だありません。
前者の場合は、その糞が下に落ちていますので、その上の葉っぱを裏返してみると、そこによく隠れています。
また、新芽のところにも集りますので、この場合は、すぐに発見できます。
これを放っておくと瞬く間に増えていきますので、見つけたらすぐに指でつぶしていきます。
それが難しいほど多くなった際には、苗ごと引き抜いて水洗いを行います。
今のうちに、ほぼ絶滅させておかないと、これから大変な事態になっていきますので、このアブラムシ対策が日課の一つになっていくでしょう。
後者の場合は、小さな蛾が入り込んで卵を産み、それが青虫になります。
人気絵本に「はらぺこあおむし」があるように、この青虫は食欲旺盛です。
昼間は、じっと葉の裏に隠れていて、夜になると活動し、次々に若葉を食べつくしていきます。
せっかく育ってきた若葉を食い尽くしていくのですから、これはGFHの掟違反になり、許してはおけません。
この青虫退治は、まず、その糞を探し、その上の野菜の葉っぱの陰に隠れているのを上手く見つけ出して除去する必要があります。
その野菜の色とほぼ同じ緑色をしていますので、丁度茎と葉っぱの付け根のあたりに隠れていることが多く、今日も1匹摘まみだしました。
自分の姿は隠しても、自分が排泄した糞までは隠すことができないのが青虫さんの限界です。
親の小さい蛾と子の青虫の捕獲、これも日課の一つになりそうです。
5)GFH1-Bに七島イの苗を徐々に増やしています。
その根をきれいに洗ったとはいえ、なかには枯れて死んでしまった根も混ざっています。
問題は、それらが死後に腐敗して周囲の酸素を奪っていくことにあります。
土耕の場合には、急激に、その影響が周囲に及ぶことはありませんが、水耕の場合は、その悪影響がすぐに伝搬してしまいます。
この腐敗した根を除去しながら、その根に付着している七島イの茎の下部をまっすぐ立たせるために上記のネットを張りました。
そのための低い支柱を6本設置しましたので、そのなかに七島イの茎を通しながら、姿勢を垂直に立たせてやる、これが明日の作業になります。
これで、光マイクロバブル装置の補強とネット張りが完了しますので、さらに、この水路への七島イ苗の移植を進めていきましょう(詳しくは、別稿参照、つづく)。
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