朝のレタス摘み
一連の七島イにおけるややハードなアグリ作業が一段落し、緑砦館の野菜たちを落ち着いて観察できるようになりました。
今朝は、GFH3に入り、グリーンレタスの朝摘みを行いました。
ここに植わっていたセロリをGFH1のBレーンに移植した後から、このレタスの成長が目立つようになりました。
しかし、秋口に苗を植えたこともあって、このレタスの成長は最終段階を迎え始めています。
その段階の特徴は、第1に背丈が上に伸び始めることにあります。
ここに花を咲かせ、結実させる準備のためです。
これは、植物にとって自分の子孫を残すための一番大切な段階といえ、その仕上げに入ったのだと思います。
第2は、葉っぱの凹凸差が大きくなることです。
これを「襞(「ひだ)」と呼んでいますが、これは光マイクロバブル野菜が熟してきたときの特徴です。
葉脈の優れた発達によって、根から養分が吸い上げられ、それが葉の細胞まで届けられる際に、葉っぱの成長に対して葉脈の成長が付いていけないことから起こる現象ではないかと推察しています。
この襞の形成は、光マイクロバブル野菜が熟しておいしくなった指標ともいえますので、それが収穫時期がやってきた目安にもなっています。
ところで、このGFH3は北側にあり、そのため他のGFH1や2と比較して日照時間が短く、朝の数時間に限られています。
昼からは、建物に遮蔽され、西日はまったくあたりません。
それゆえ、太陽光を多く必要とする野菜よりも、それがやや少なくてもよい野菜の栽培に適しています。
その一つがレタスです。
実際、それが、ここでよく育っています。
そのグリーンレタスの朝摘みが、このところの日課になっています。
なぜそうなったかというと、GFH3のC水路には、根分けされた七島イの苗が植わっています。
これに特別対応のメニューで光マイクロバブルを集中的に供給しています。
そのために朝は8時に、光マイクロバブルを稼働させるスイッチを入れにいきます。
そして、その傍のA水路とB水路の野菜たちを観察します。
そこに、グリーンレタスがありますので、今日は、A水路の方のレタスを収穫しました。
よく育っていますので、下から13枚の葉っぱを摘み取りました。
これを、そのまま、オリーブオイルと胡椒、そして塩で作ったドレッシングでいただきます。
素材としての野菜の味を活かした食べ方で、気に入っています。
朝摘みのレタスは、新鮮そのもの、柔らかいのですが、噛み応えがあります。
このようなレタスは、市販品にはありません。
味気ない、嫌味の残るものばかりで、これを食べていると、それらを受け付けなくなります。
身体と気持ちを癒す野菜、それが朝摘みのグリーンレタスであり、ゆかいな光マイクロバブルレタスでした(つづく)。
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