12月6日 
 ◆作業内容◆
 1)GFH3-C水路の七島イの一部を収穫し、その根洗い、苗づくり

 2)プランターで育てていた青チマサンチュと京水菜の苗のスポンジ入れ

 3)GFH2の野菜の手入れ、横葉の収穫

 4)カスレタス、セロリ、巻きレタスなどを収穫
 
 以下、具体的な作業内容です。

 1)七島イは、今や国東の一部に残存している農作物のひとつです。

 その意味で、地域性、有一性に優れた地場資源として非常に重要なのですが、これが年々衰退して、今や風前の灯火のようになっています。

 「これではいかん、何とかしなければ」と一大決心を密かに行い、その栽培方法の開発を試みています。

 一度は諦めかけたのですが、幸いにも、その栽培が何とか継続していましたので、ここは思いを新たにして、そのブレイクスルー(創造的突出)を図ることにしました。

 詳しくは、別稿において連載中ですので、そちらを参考にしてください。

 なお、具体的な作業では、現在栽培中の七島イの一部を取り出し、その上部は収穫し、下部と根を洗い、最後に根を小分けして苗にし、それをGFH1のB水路に入れるまでを行いました。
 
 2)GFH1内のプランターで育てていた青チマサンチュとサラダ京水菜の苗をスポンジに入れる作業を行いました。

 このスポンジには、専用の孔が空いており、そこにピンセットを差し込み、それで根をそっと挟み、静かに音を下に引っ張って、そのスポンジ外に根を出して移植用のスポンジが完成します。
 
 この段階では、真にか弱い苗ですが、これが大きく成長してくると堂々とした野菜になるのですから、細心なものが大胆になっていく様に痛快さを覚えます。
 
 3)野菜をかなりの密度で植えていますので(野菜間距離は12㎝)、横に伸びた葉っぱが隣の野菜に衝突して不具合になることがあり、それらを剪定して身軽にしてやる作業が必要です。

 この剪定作業を家内にやってもらいました。そのなかにミツバがあり、この葉っぱに虫が付いていましたので、その除去も行いました。

 その際、うれしい発見がありました。

 それは、秋口に植えたキュウリに花が咲いていたことでした。

 この開花に至るまでに、かなりの月日を要しましたが、ようやくの開花、そして、その結実を望みます。

 このキュウリは、全部で5株ありますので、正月を迎えて孫たちに収穫していただくと、きっと大喜びでしょう。

 4)GFH1のAレーンに巻きレタスの苗を4株植えていたのが、成長し始めています。

 このレタスの巻く姿がおもしろく、その観察を楽しんでいます。

 陽当たりのよいところに植えたことも好ましかったのでしょう。

 その成長過程の葉の伸長とうねりの形態がユニークで、刺激的です。

 最近になって、下部の葉っぱを収穫し、スマートに身なりを整えてあげました。

 このように野菜たちと触れ合うことには、そこはかとなく心が癒されますね(つづく)。

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京水菜の苗(GFH1、プランター)