生シラス 
  
 お隣のMさんが、いつものように、獲りたての生シラスを持ってきてくださいました。

 今となっては、お馴染みで、最高水準の生シラスです。

 今回は、みんな小さいサイズのものなので、傷みやすく、すぐに料理をしていただきました。

 その料理とは、今や定番となっている「天ぷら」です。

 この熱々をいただく喜び、これは「半端ない」ですね。

 これが、ワインや日本酒によく合います。

 昨夜は、スロベニア産の白ワインを飲んでいましたので、これと相まって、余計にワインの味が向上しました。

 まず、香ばしい臭いがして、サクサクと柔らかい歯ざわり、いつもの渋さ、苦さが少しもなく、すぐに旨みと甘みが感じられ、思わず、一切れ、二切れと箸が進みました。

 「すぐに料理をしたのが、正解だったね!」

 「そうですよ。今日のシラスは小さかったので、時間を置くと傷みやすいと思いました」

 「そうだね。それにしても、いつもこのようにすばらしいものを持ってきてくださって、ありがたいことだね」

 「光マイクロバブル足浴で、水虫がよくなり、腰の痛いのも解消されたことから、うれしそうでしたよ」

 「これに気持ちが現れているようだね」

 今回は、比較的たくさんの生シラスをいただいたので、一度にすべてを食べることができませんでした。

 おそらく、冷蔵庫のどこかに、その余りが残っているはずなので、今日は、それを肴にして再び、スロベニア産の白ワインを楽しむことができそうです。

 スロベニアは、地理的には、イタリアの東隣、ドイツの南部とも隣接していますので、ワインの産地としても有名です。

 この上質のワインが、1本1000円程度で購入できますので、隠れた名産地ではないかと、時々愛飲をしているワインです。

 ドイツのリースリングワインほど果実性はなく、しかしフランスの白ワインよりはやや濃厚であり、最近になって「お気に入りのワイン」になりました。

 ワインを飲むのは、毎日、昼と夕において半グラス程度ですので、趣味と健康を兼ねた食前酒といったところですかね。

 格安のワインをおいしく飲む、それに適合したワイン探しもなかなか楽しくてゆかいなものですね。

 このワイン習慣、1994年にドイツ留学した際に、専門のワインショップに通って実践的によいワイン教育を受けた成果であり、それが今も続いています。

 さて、あの生シラスの天ぷらを冷蔵庫のなかで探してみることにしましょう。

 もちろん、スロベニア産の白ワインの在処は、すでに熟知しています(つづく)

 
DSCN4820 (2)
生シラス(夜の撮影で光量不足でした)