9月27日の作業 

 今日は曇り、明日は雨でしょうか。

 午後からは、3つに分かれてアグリ作業を行いましt。

 1)残っていたセロリの根の土落とし

 いつも、この作業が大変で、土耕で育った苗から土の部分をきれいに落として根の洗浄を行う必要があります。

 これを丁寧に行わないと、その土の部分に嫌気性細菌が繁殖し、ひいては根腐れの原因となってしまいます。

 とくに、茎の直下の部分の土が残りやすいのので、この点検と洗浄の仕上げは私の担当です。

 また、その際に、余分な絡まった根を除去してすっきりさせてやることも同時に行いました。

 2)GFH2のC水路の調子が悪かったポンプの点検と整備
 
 二台あるうちの1台が正常に動いたそうで、しかもかなりの騒音が出ていましたが、それが全くなくなっていました。

 おそらく、ポンプ内に何かゴミ対類が詰まっていて。それが改善されたからでしょう。

 早速、水路に水を入れて、新運転を行い、光マイクロバブルの大量発生を確認しました。

 3)GFH2のC水路の上蓋の清掃とA水路へのセロリの移植

 この上蓋3枚の清掃が結構大変でした。それは、植物の死骸などがこびりついているからで、洗剤を使って粗方をホーキで清掃し。その後に、今度はスポンジたわしを使って丁寧に汚れを落としていきました。

 とくに、厄介なのは、穴に周辺の汚れ落としであり、そこにスポンジの一部を入れて擦りながらきれいにしていきました。

 1年にわずか二度の清掃ですので、大した作業ではなく、丁度良い汗をかくことができました。

 このきれいになった上蓋三枚を水路に設置し、試運転を行って正常に光マイクロバブルの大量発生を確認した後に、しばらくの間、慣らし運転を行いました。

 明日は、ここに液肥を入れて準備が終わることになります。

 このC水路の点検を終えた後に、セロリの仕上げ洗浄を行いました。

 そして、その横にあるA水路にセロリを追加試食しました。

 先日の移植分と合わせて、合計で63株の移植が済んだことになります。

 すでに、GFH3の水路にも、セロリが約80株移植済みですので、合計で約150株の移植を終えたことになります。

 これで一先ず、セロリの入植は一段落しましたので、これからは、まだ、GFH2のB水路とC水路が丸々未移植状態ですので、これから、どう埋めていこうかと思案をしているところです。

 一方で、前記事において種からの発芽、そして苗づくりにも挑戦することにしましたので、その種の確保と光マイクロバブル水の製造準備を終えたところです。

 それでは、セロリの苗の移植を終えた様子を示しておきましょう。

 今の段階は、その孔のなかにずぼっと入れただけです。この状態で一日、二日、光マイクロバブルに慣れたところで、丁度良い高さ、すなわち根の部分のみが浸潤するように位置の調整を行います。

 後は、その成長を見守るだけですので労力は必要ありません。

 それゆえに、この光マイクロバブル水耕栽培は、高齢者が一人でも十分に栽培可能なシステムなのです。

 また、家族の手伝いがある場合には、その分だけ生産量を増やすことができますので、家族の規模に応じた栽培が可能になります。

 家族のなかには、自分たちの食卓用でよい方もいるでしょうし、近所の方々にも時々野菜を配って親交を温めたいという方もおられるでしょう。

 また、その野菜を市場に出して経営したいという方もおられるでしょうから、その採算性をよく考えられて栽培計画を立案されるのがよいでしょう。

 これらの生産性、採算性については、別稿で詳しく検討したいと思います。
 
DSCN4551 (2)
 入植直後のセロリの苗の様子(GHH2、A水路)

 以上、今日も爽やかなアグリ作業でした。

 結局、30分の予定が、2時間の作業になりました。

 私にしては、珍しく肩入れが始まりました(つづく)。