9月23日の作業 

 本日は、秋分の日でした。

 夕方から、女房がアグリ作業で、先日購入したセロリの苗の土落としを始めました。

 これによってかなりの洗浄がなされていましたので、夜になって、時間ができたので、この苗を点検し、再度、根元の部分をきれいにしました。

 その際、これらの苗のなかには、かなりの数において2株、3株が一緒に栽培されtいましたので、それを個別の苗にすべて分けてしましましたので、およそ15株ほど苗の数が増えたことになりました。

 おそらく、入植数は80株ほどだったかと思いますが、その仕上げ洗浄後の苗を女房がGFH3のA、B水路水路に入植してくれました。

 この二人三脚によって本日のアグリ作業が、夕方から夜にかけてでしたが、速やかに進みました。

 入植したセロリの苗の背丈は、10数㎝と小さかったのですが、根は十分に生えており、比較的よい苗で、今後の成長に期待が持てそうでした。

 GFH3における最大移植可能株数は、114株×2=228株ですが、そのほぼ3分の2はが埋まってきたのではないかと思います。

 明日からは、GFH2に移って、以下の課題に関する作業を進める予定です。

 A水路(114株) ここに、残りのセロリの苗を移植する。
 B水路(114株) ここに、青チマサンチュの苗を移植する
 C水路 → 水路の清掃、光マイクロバブル装置の点検、試験運転を行う。

 先日のセロリの苗の購入102株は、一株に複数の苗が入っているもののあり、それらを小分けすると、その総数は約130株になるのではないかと予測しています。

 これに先の購入分を加えると、全部で約160株になりそうで、ひとまず、セロリの準備はできたといえるでしょう。
  
 年末年始には、これらを、生、てんぷら、スープなどにしてセロリ料理を楽しむことができそうです。

 セロリといえば、それが最もおいしい部分が、中心軸上にある、丸い断面の太い茎です。

 この先端に、非常に小さい葉っぱが多数できて、これも美味であり、これらは、セロリにとって「最後の華」といったところでしょうか。

 そして、その先端が伸びて、そこにセロリの花が咲きます。

 この花の食感が非常によく、プロの料理人に好まれたことがありました。

 通常は、セロリの花なんて誰も知らないのですが、このプロはよく知っていました。

 さすがだ、と感心しました。

           セロリの農薬成分

 さて、セロリについては、もう一つ重要な問題を指摘しておきましょう。

 それは、苗の段階において、かなりの農薬が使用されていることで、苗によっては、それを記入した説明書が付け加えられているのもあります。

 それゆえ、苗段階のセロリは非常にまずく、とても食べられるものではありません。

 したがって、この「農薬由来の不味さ」を除去することが、最初の重要な育成課題になります。

 そのために、セロリの苗段階から、どんどん成長させ、根からの水分と養分の吸収を活発化させます。

 そして、それを茎から葉へと届けさせ、その葉の先端から水分と一緒に、その農薬成分ほかを抽出させることをめざします。

 おそらく、この活発化を通じて、セロリ内の農薬成分が抜け出ていくのではないかと推察しています。

 これまでの経験では、この抜け出しが完了して、セロリの味が、がらっとよくなるのが、入植後の約1か月ですので、今年のセロリにおいては、10月後半から、その変化を確かめる試食が可能になるでしょう。

 そして、11月以降は、その自家製セロリの料理を楽しむことができるでしょう。

 今年は、やや余裕がありそうなので、いつも、お裾分けをいただいている、お隣のMさんほかの方々にも配って食べていただく機会が増えそうです。

 まだ、残った苗の根の洗浄作業が残っていますので、今週末までには、それを完了したいですね。

 今日も楽しいアグリ作業ができて、ほっと安堵の気持ちになり、それが、いつのまにか爽やかさに変わっていました(つづく)。

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セロリの苗