9月18日の作業
台風一過、今朝は秋晴れのここちよい日和です。ただいま、GFH3のAとC水路における光マイクロバブル装置のスイッチをオンにしてきました。
このA水路では、グリーンレタス、セロリ、白菜が育ち始めていて、それらの移植時の傾きを直してきました。
この白菜の苗については、女房から興味深い話を聞きました。
それは、苗の根の土落としをする際に、葉っぱが折れてしまって、それを食べようと取っておいて水に入れていたそうです。
そしたら、それが、すぐにくたくたになって劣化してしまいました。
また、それを食べてみると、不味すぎて吐き出してしまったそうです。
この苗は、農薬を撒いて育てられていますので、弱く、そして不味いのです。
きれいな虫に食われていない苗を作り売るために、農薬使用を行っているのだと思います。
いわば、農薬頼みで育てられた苗から、その農薬成分を抜け出させるか、これが光マイクロバブル水耕栽培の最初の課題になります。
これは、根バリをよくして根活力を身に付かせ、そこから養分と水分をよく吸収させ、茎から葉っぱへと運ばせ、その成長を通じて農薬成分を消失させていく必要があります。
この消失作用が起こるまでに、一手に生育期間が必要であることもよく理解しておく必要があります。
セロリであれば、その期間に約1か月を要します。
購入した時のセロリの背丈が約20㎝ですので、その成分が抜け出すころには背丈が40~50㎝ほどになっているでしょう。
野菜の苗ごとに、その消失期間をよく把握しておくことが重要です。
さて、本日は日和もよいことから、女房と一緒に苗の根の土落としと洗浄に取り組むことにしましょう。
未だ、50、60本は残っていますので、ちょっとしたアグリ作業になるはずです。
まずは、GFH3のAとBの水路の未移植部分を埋めていくことにしたいですね。
この追加移植の課題を、午後からの女房と二人でのアグリ作業によって達成することができました。
私は、セロリ27株の土落としと移植、女房は、グリーンレタスと残りの白菜の合計で約40株の土落としと移植を済ませました。
ところで、GFH3のAとBの水路は、それぞれ最大で114株の移植が可能ですので、これで先の分も合わせると、合計で、27株+83株=110株になります。
ようやく、それらの半分の移植が終わったというところでしょうか。
今年の年末から、年始にかけての野菜づくりが本格的に始まったというところでしょうか。
上記の作業で、ズボンとTシャツがかなり濡れてしまいましたので、そのまま光マイクロバブル入浴を済ませて、ここちよい気分になりました。
これまでを振り返って(2)
光マイクロバブル水耕栽培の長所は、何といっても、無農薬・低肥料栽培によって格別においしい野菜づくりが可能になることです。
「この無農薬・低肥料の光マイクロバブル野菜の格別のおいしさは、その採り立てを食べて見ないと解らない」
この認識に至るまでは、市販の野菜をいただくことに違和感を覚えませんでした。
なんとも情けないことですが、農薬漬け、化学汚染物質漬けになっていたことから、それを普通に摂取していたのでした。
ところで、日本にける農薬の使用量は、EUと比較して約6倍多いそうです。
高温多湿の気候では、虫が湧きやすく、農薬を使わないと野菜や果物を栽培することができない、これがほとんどの農家の常識なっています。
先日、国東特産の、ある果物の栽培において使用している農薬のリストを見せていた大来ましたが、何とすさまじい数の農薬の種類でした。
「こうでないと、やっていけない」
のだそうです。
しかし、この農薬ありきの栽培方法に浸るわけにはいきません。
その意味で、無農薬栽培への挑戦は、すばらしいものの、そのために害虫を呼び込むことになりましたので、それとの格闘を余儀なくされることになりました(つづく)。
ツルムラサキの苗(土耕)
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