炭焼ブレンド

 先日甲府に住む娘から、私の誕生日と敬老の日を兼ねた素敵なプレゼントが届きました。

 それは、炭焼き風のコーヒーと手作りのクッキーでした。

 前者は、娘の夫の弟さんが、自宅でコーヒーの焙煎をなされていて、それが手に入ったのでしょうか。

 香が豊かで、炭焼き焙煎の匂いがしました。

 後者は、手作りのようで、小さな袋にブルーのリボンが巻かれていました。

 早速、これらをいただくことにしました。

 今もなお、毎朝、コーヒーを淹れるのは私の役目であり、これを長い間続けていると、おいしいコーヒーの淹れ方が解ってきます。

 その最大のコツは、上質の豆とともに格別においしい光マイクロバブル水を用いて、そのコーヒーの旨さを上手に引き出すことにあります。

 すなわち、光マイクロバブル水における「超臨界性に似た機能(別稿)」を発揮させ、その上質のコーヒー成分を巧みに誘起させることが重要です。

 さて、これらを踏まえて丁寧に淹れたコーヒーの味は、どうだったでしょうか?

 その味見は、最初の一口が重要です。

 なぜなら、口の中には少しもコーヒー成分がないことから、純粋にコーヒーを賞味できるからです。

 その一口で、焙煎の香りが口の中にすぐに広がってきました。

 非常にすっきりした良い香りです。

 その後に、モカの味によく似た爽やかな甘さを感じました。

ーーー 今日は、上手く淹れることができた!

 いつものように、みんなとのコーヒー談義が弾みました。

 「今日のコーヒーは、おいしいね。上手く淹れることができた!」

 「炭焼きの香りがいいですね」

 「甘さも丁度いい」

 「豆と水の量の比率の具合がよかった」

 おもしろいものですね。

 コーヒーの淹れ具合がよくないと、このように弾んだ会話にはなりません。 

 ここで手作りクッキーが一つずつ配られました。

 じつは、これを昨日、味見していました。

 丁寧に作られていたせいでしょうか。

 噛むとさくっとして柔らかく、甘さも適量で、食べ終えた後の満足感が、半端ではありませんでした。

 「このクッキーは、おしいね」


 「そうですよ。心も籠っていますね」


 「もうひとつ、ちょうだい!」

 いつもはひとつしか食べないのに、思わず、2つ目を欲しがりました。

 きっと、娘の手作りだったことが、そのおいしさを倍化させたからでしょう。

 「昨日は、2つもいただきましたよ」


 「そうだったね。このクッキー、コーヒーによく合うね」


 しばらくの間、このクッキーを交えてのコーヒー談義が続きました。

 今夜は、早速、このお礼をいうために電話をかけることにしましょう。 

 次回は、何のコーヒー豆を用意しましょうか?(つづく)。

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コーヒーとクッキー