光マイクロバブルと光マイクロバブル水の定義

 光マイクロバブル:「その大量発生時において直径1~65㎛を有し、数十秒間という短期間に収縮しながら、同時に8~9ヘルツで振動して消滅していく過程において化学的に反応する気泡」

 光マイクロバブル水:「光マイクロバブルの化学反応が反映された水」

4つの周波数が一致したことの「意味」

 前記事において、次の4つの周波数が一致することを披露しました。

 ①光マイクロバブルの自己収縮運動の過程で、瞬間的に収縮・膨張を繰り返す振動現象の周波数は、8~9ヘルツである。

 ②脳波には、まどろみを感じさせる、いわゆる「まどろみ」周波数があり、この周波数が8ヘルツである。

 ③地球の周囲を取り巻くように振動しているシューマン共鳴波の周波数は7.8ヘルツである。

 ④川のせせらぎの音には2種類があり、そのうちの低い方の水音が、シューマン共鳴波の音によく似ている。

 ①については、光マイクロバブルの挙動を拡大可視化して、それを時間的に追跡することによって明らかになりました。

 ②については、光マイクロバブル入浴を行うことによって、よく体感できる現象です。

 光マイクロバブルの発生量が少ないと、いきなりは、このまどろみ現象には、すぐに至らず、「ここちよい」という感情が主として湧いてきます。

 おそらく、この時の脳波の周波数は、やや高く10~12ヘルツになっている可能性があります。

 同時に、この周波数の時に集中力がよく湧いてきて、アイデアをひらめくことが多くなります。

 ところが、光マイクロバブル入浴時において、光マイクロバブルの発生量を増やしていくと、すぐに「ここちよい」状態から「まどろみ」状態へと移行していくのです。

 この「まどろみ状態」とは、私たちがよく経験していることであり、床の中で、今にも寝入りそうで「うとうとと眠っている」(広辞苑)状態のことです。

 人は、この「まどろみ」のなかで、より上質の「ここちよさ」を覚えることを経験的に知っています。

「光マイクロバブルまどろみ」とは

 ここから、極上のここちよさが、じつは、この「まどろみ」状態を誘い出すことではないのか、と思うようになりました。

 つまり、最高のリラックス状態とは、この「まどろみ」に浸ることであり、それが非常に有効な脳疲労の回復方法ではないかという仮説に辿り着くことができたのです。

 光マイクロバブル研究の初めの頃は、その振動周波数が8~9ヘルツであることが、何に結びつくのかがよく解りませんでした。

 そして、その途中から、脳波に関係していたらおもしろいと思うようになり、一度、光マイクロバブル足浴を行いながら、脳波を計測したことがありました。

 その時、ヒトの脳は、みごとに反応し、通常とは異なる脳波を発生させていることを確認しましたが、その周波数分析にまでには至りませんでした。

 今思えば、真に惜しいことをした実験でした。

 そこで、いかに早く、そして深く、ヒトのまどろみ状態を誘起させるかについての体験的実験を重ねていくなかで、それが光マイクロバブルの発生量と重要な関係を有していることがほぼ明らかになってきました。

 これを「光マイクロバブルまどろみ制御法」ということにしますと、その制御、すなわちまどろみ促進を可能にするには、光マイクロバブルの発生量を増やしていけばよいのです。

 おそらく、その「発生量」と「まどろみ化時間と深さ」の相互関係が、数値的に明らかになっていくでしょう。

 これによって、人類は、「光マイクロバブルまどろみ」現象をこよなく愛するようになるのではないかと推察しています。

 次回は、上記の③と④について、よりおもしろく分け入ることにしましょう(つづく)。

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前庭の訪問者