先月の27日、しらたまちゃんは、無事、夏休みの自由研究を仕上げて学校に提出したそうです。

 その最終バージョンが、前日の夜にメイルで届けられました。

 今年のテーマは、5年生になって近視の兆候が出始めましたので、それを何とか食い止め、さらには、視力を回復することを目的していました。

 以前の視力は、左1.0、右1.2でした。

 それが最近になって、左0.3、右0.3にまで落ち込んでいました。

 「これは、やばい」と感じたようで、眼科において早速、その視力改善を試みたそうです。

 その方法は、画像がぼやける眼鏡をかけて、近視を誘発させる筋肉の柔化を図る眼鏡をしばらくかけて強制する方法とそれと同じ効果がある点眼薬を入れることでした。

 初期の近視兆候だったことから、この方法が有効で、この処理後の視力は、左0.4、右0.7まで回復していました。

 その後は、この視力の維持と、さらにそれよりも改善されるかが問題になりました。

 その実験を行いたいという依頼のメイルが、しらたまちゃんからあり、早速それをどうしたらよいかを検討することにしました。

 折しも、新しい装置を開発し、その性能試験をお風呂で実験をしていましたので、その装置がよいのではないかと思いました。

 しらたまちゃんと、かれのお母さんが非常に喜んだのは、もちろんのことでした。

 すでに、口腔ケアや目のケアのために、この装置の作用効果をいろいろと検討していましたので、そのことが役立ちました。

 また、それは、小学生でも簡単に使用でき、安全であること、さらには、両目を瞑った状態で、それぞれ1分間の噴射でよく、非常に短時間な実験で済むことも確かめていました。

 しかし、実際の実験期間が約2週間であったために、その効果が明瞭に現れるまでには至らなかったようで、その結果は、上記の眼科医で検査された視力の維持に留まりました。

 おそらく、私の経験に照らしても、月単位で改善がなされていくのではないかと推測しています。

 結果的に、しらたまちゃんの視力は、自由研究の提出3日前に眼科で計測され、左0.4、右0.7となり、その視力の維持がなされていることが判明しました。

 その実験に関してまとめられた報告書を拝見し、次のような感想を得ることができました。

 ①小学生が、夏休みの自由研究において初めて光マイクロバブルによる眼の改善に取り組み、その実験的究明を行ったことには、小さくない意味と意義がある。

 これは、子供たちが光マイクロバブル研究を行うという画期的なモデルケースとなりうる。

 ②この報告書には、眼の身体的特徴、近視になる理由、自分の視力低下の様子、実験方法、実験結果、まとめ、感想、参考文献などが記述されており、小学生としてはかなり立派な内容となっている。

 これは、日ごろから科学的思考と読書による読解、分析力が備わっていないと記述できないことである。

 ③実験においては、単に光マイクロバブル装置を用いた実験のみを行うのではなく、ほかに2つの方法を併用し、総合的な体験的究明、学習法を採用して多角的なアプローチを行ったことに優れた科学的探究法の厚みがあった。


 ④それらの実験においては、やや実験期間が短かったという問題もあったが、それらを楽しみながら実践したことには科学者的資質が垣間見えていた。

 これによって「科学を楽しむ」ことが遂行されていた。

 ⑤10個の参考文献が示されていたが、これらを読みこなして実践していたことには吃驚した。
 これは、これらの識見によって、本自由研究がなされたことを示しており、その多さ、深さにおいて、大人と同じような体験的学習がなされていたことを示唆していた。

 これらのことを踏まえると、しらたまちゃんの自由研究の姿と結果は、大成研究所における「課題と役割」にふさわしいものあると判断し、その冒頭において紹介いたしました。

 この観点から、この結果を考察すると、次の4つが注目されます。

 ①今や日本はおろか世界中にまで広がった光マイクロバブルの科学と技術は、今後10年、100年と拡大、普及していくと思われることから、その過程でいくつもの世代交代を経ながら発展していくことが予想されます。

 その意味から、今回の小さな自由研究は、その次世代における最初の試みとして記録されるものとなりました。

 この意義と意味は小さくないように思われます。

 ②本物の継承とは、その体験的学習を通じてなされるものであり、それが典型的事例として出現したのではないかと思われます。

 私の光マイクロバブルの科学と技術に関する考えにおいては、それが本物であるかどうかに関して「自分の五感で確かめながら、第六感を洗練させないと、光マイクロバブルの正体を見出し、解ることができないのではないか」という信条に近いものがあります。

 これを簡単にいえば、健康や医療のことをいうのであれば、

 「まずは、自分で光マイクロバブル入浴をして、そのうえで光マイクロバブルによる健康改善の問題を実感することが大切である」

と本音を述べたいのです。

 なかには、このようなことができない方もおられます。

 「せっかく、光マイクロバブルのよさを自分で確かめ、納得できるのに、もったいないことだ!」

 そのような方を時々見かけると、ついつい、こう思ってしまいます。

 その点、しらたまちゃんがすばらしいのは、生まれてすぐから、光マイクロバブル入浴に親しみ、そして今度は、その光マイクロバブル技術の粋である新型装置で、自分の目の改善を楽しみながら難なくやってのけているのですから、はるかに、こちらの方が頼もしくて信頼に値すると思っています。

 さて、しらたまちゃんの具体的事例を示して取り上げたのは、「健康・医療・介護」に関する課題を象徴的に表していたからです。

 この10数年、大学の医学部や病院などとの共同研究を行い、この課題が非常に重要であることの認識を深めています。

 これらにおいては、それらの専門領域で、まず最初に、光マイクロバブルの科学と技術が通用するのか、そして、それらの分野における解決困難な問題にどう対処し、そこに解決方法を見出せるのかという問題が問われることになります。

 すなわち、解決が困難であった問題において、その解決策を見出せるかどうかが、本質的に問われ、その現場のニーズに応えるという、かなり高度な問題に直面することになるわけです。

 当然のことながら、このより専門的で高度な問題に、光マイクロバブルが太刀打ちできるかどうか、ここが本質的に問われます。

 したがって、光マイクロバブルの科学と技術の在り方も、より高度に、そしてより本質的に真価が問われることになり、それが遅れていれば、その進展が要求されるようになっていきます。

 その意味で、大成研究所における課題の第一が、「健康・医療・介護」の分野において解決困難な問題を見出し、それを現場のニーズに照らして、ひとつずつ解決していくことであり、光マイクロバブル技術は、その小さくない役割を担っているのだと思います。

 次回は、最近においても、いくつかの重要でおもしろい具体的問題が現れていますので、それらを紹介しながら、この相当に奥行きがある問題に、決して臆することなく分け入っていくことにしましょう(
つづく)。

siratama
しらたまちゃん(2021年1月3日)