ペロの「キセキ」

 ペロの「キセキ」は、前述のように「4つの偶然」と光マイクロバブルの「必然」が上手くかみ合ったこととで成し遂げられたことでした。

 このペロの病気は、獣医のみなさんの業界で「ヘルニア」と呼ばれる背骨が大きく曲がって、後ろ足の機能が働くなって身体全体の機能不全が起こることを特徴としていました。

 ほとんどの獣医は、このヘルニアが発生すると、「もう打つ手はない!」と諦めることを飼い主に宣告するのが常でした。

 ところが、飼い主のOさんは、ペロに光マイクロバブル浴をさせることによって「九死に一生」を得たのでした。

 「もう死を待つしかない、せめて最後に、光マイクロバブル入浴をさせてあげよう!」

 こう思われたのでしょう。

 しかし、長い間、苦楽を共にしてきたペロへの愛情が、この「キセキ」を生み出す誘因になったのです。

 飼い主のOさんにとっては、この「キセキ」は文字通りの「奇跡(ミラクル)」だったのです。

 家族ともども、この「キセキ」に遭遇し、感涙されたことでしょう。

 そして、このキセキは、毎日10分の光マイクロバブル入浴を続けることによって、さらに発展し、いよいよ本物の奇跡になっていったのでした。

 その過程は、次のようでした。

 ①光マイクロバブル入浴前では、後ろ足の関節が曲がらず、足が冷たくなり、動けなくなった。

 毛がぼろぼろと抜け始め、排泄ができなくなり、夜になると泣き吠えるようになった。

 飼い主のOさんと家族は、ペロの死を覚悟し始めていた。

 ②10分の光マイクロバブル入浴で、後ろ足の関節が曲がり、足が再び温かくなった(翌日)

 これは、背骨から後ろ足までに血が通い始めた証でした。

 ③足首が硬直していて、地面には足先しか接着しない状態ではあったが、光マイクロバブル入浴を継続して実施するとともに、歩行ができるようにリハビリ訓練を行うようになった。

 この光マイクロバブル入浴と足のリハビリ運動が有効で、身体機能の改善に非常に重要な作用効果をもたらしました。

 光マイクロバブル入浴リハビリ

 これは私の次の2つの体験とも符合します。

 1)私は、2012年1月から4月までの68日間、中津市のK整形外科病院に入院していました。

 今振り返れば、親しい友人によれば、その時の私には死相が漂っていたそうで、痛みや異常な悪寒のなかで苦しんでいました。

 この状態を知ったHKさんが、そのK病院に掛け合ってくださり、その勧めに応じて緊急入院をいたしました。

 最初に診断していただいた主治医は、こうおっしゃっていました。

 「こんな状態で、よく我慢できましたね!」

 すぐに手術と治療が施され、その後毎日のリハビリが行われるようになりました。

 頭をもたげただけで、すぐに目がぐるぐると舞い、身体の筋肉は情けないほどに衰えていました。

 もちろん、二足歩行はできず、車いすにも長く座ることができませんでした。

 こんな状態から、私のリハビリが開始されました。

 幸いにも、ベテランのセラピストによる親身な指導によって、私の身体は徐々に改善されていきましたが、この時、私は非常に大切なことを学びました。

 それは、「自分の身体は、自分で治し、自分で鍛えるしかない」ということでした。

 以来、リハビリ台の上に仰向けになり、セラピストが来られる前に、自分でできる体操を延々と続けることにしました。

 セラピストの先生方は、もちろん、その体操を褒めてくださり、その私の体調に合わせたメニューを考えて、実施してくださいました。

 こうなると、私も先生も、互いに面白くなり、それによって会話が弾むようになりました。

 とくに、セラピストのO先生は、食べ物が好きで、その話をし始めると、すぐに互いの話が共鳴し合って、あっという間に、そのリハビリ時間が過ぎていきました。

 この体験的学習によって、私が、その退院後も継続して行ってきたのが、光マイクロバブル入浴中に行うリハビリ体操でした。

 周知のように、水中においては浮力が作用しますので身体がその分だけ軽くなり、動かしやすくなります。

 そこで光マイクロバブル水のなかでのリハビリ体操をあれこれと試し、そのなかから、ほぼ3つの運動が定着しました。

 詳しくは、別稿の「私の光マイクロバブル入浴研究」において紹介しますので、ここでは省略します。

 さて、キセキのペロの話に戻りましょう。

 写真は、ヘルニアになって、背骨が大きく曲がった状態になったペロの様子を示しています。

 すでに、リハビリが進行していましたが、未だ、背骨が大きく曲がり、後ろ足の部分が、下に大きく落ち込んでいます。

 獣医の常識では、このようなヘルニアの状態になると、もう助からないと判断されるようです。

 また、後ろ足の足首以下の部分をよく見ると、その部分が、よく曲がって足裏が地面にしっかり着地していることが明らかです。

 リハビリ開始の頃は、この足先のみしか地面に接せず、四つ足で立つこともできませんでした。

 それが、光マイクロバブル入浴によって、しっかり足で立つことができるように改善したのでした。

 次回は、光マイクロバブル入浴とリハビリに関する私の2つ目の体験的学習談を紹介しましょう(つづく)。

pero99
ヘルニアで背骨が大きく曲がった状態のペロ