光マイクロバブルと光マイクロバブル水の新定義
光マイクロバブル:「その大量発生時において直径1~65㎛を有し、数十秒間という短期間に収縮しながら、同時に8~9ヘルツで振動して消滅していく過程において化学的に反応する気泡」
光マイクロバブル水:「光マイクロバブルの化学反応が反映された水」
自己収縮運動と低周波振動
光マイクロバブルの重要な特徴は、すでに前記事において、短期間(具体的には約40秒以下)における光マイクロバブルの自己収縮を遂げながら、同時に低周波振動を行っていることを示してきました。
この収縮と低周波振動を繰り返す流体力学的特徴は、光マイクロバブルが常温常圧下で発生した直後から、その収縮と振動を繰り返すなかで、光マイクロバブル内の圧力と温度が急激に増す、すなわち、高温高圧化を遂げていくことにあります。
その振動の最初は、光マイクロバブル内が負圧の状態で発生して、それが正圧下で急激な収縮が起こることによって、その膨張、収縮が交互に繰り返され、その運動としては振動の形態を形成するようになります。
この振動の特徴は、次の4つです。
①振動の周波数は、8~9ヘルツである。
②この振動における収縮時間と膨張時間の比は2対1である。
③振動幅は、初期過程(発生直後~約30秒)において最も大きく、中期過程(約30秒~36秒)、後期過程(約36秒~38秒)へと向かうにしたがってより小さくなる。
④その初期過程においては、直線的な収縮傾向を示すが、その後の中期過程、後期過程においては、より収縮速度を増して急速に収縮を行うようになる。
この①には、どのような意味があるのであるのでしょうか?
長い間、それが解らないままでした。
かなりの低周波なので、これによって音が発生すると、どんな音になるのか?
一度、聞いてみたいと思っていたら、ネット上において、7.8ヘルツの音発生装置を見つけることができました。
この7.8ヘルツとは、シューマン共鳴波と呼ばれる周波数のことであり、それを想定しての音発生装置として製作されていました。
シューマン共鳴波は、地球上に発生している音波のことであり、地球上の生物のすべてが、この音を聞いて育っています。
いわば、すべての生物が、この音によって気づかずに育まれているのです。
そのため、この共鳴波が、動物の脳波にも影響しているはずです。
ヒトの脳波は、心理状態によって、さまざまに周波数が違うことがよく知られています。
一般的は、イライラの精神状態での脳波周波数は20ヘルツ前後、集中力が増すのは10~12ヘルツ、そして8ヘルツ前後の脳波が発生するのが「まどろみ」状態といわれています。
この、ここちよい「まどろみ」状態の脳波とシューマン共鳴波の周波数とが一致しますので、そこには重要な関係があるのではないかと思っていました。
しかし、上記の7.8ヘルツの音を聞いても(発生音が小さすぎて、よく聞き取れなかった問題もあった)、ここちよさを感じない、まどろみ状態にはならないので、その相互関係は不明のままでした。
ところが、先日の病院学会の講演に備えてスライドの準備をしている時に、「おやっ」と思うことがありました。
私は、机の前に座って仕事をするときには、完全な「ながら族」であり、たとえば、音楽を聴きながら、ネットの番組の音声を拝聴し、そして文章を認めるという3つを同時に行うことを常としています。
これも世相の反映でしょうか、ユーチューブ上において精神を癒す映像と音の番組が数多く出てくるようになりました。
このなかに、山奥の小川の「せせらぎ」の情景がありました。
たまたま、そのせせらぎ音を耳にしたのがよかったようでした。
「おやっ、この音は、どこかで聞いたことがある」
と思いました。
その記憶を探り、それがシューマン共鳴波に非常によく似ている音に気付きました。
ーーー なるほど、そうだったのか!シューマン共鳴波の音は川の「せせらぎ」の音と同じだったのか!
この「せせらぎ」の音とは、浅い段落ちから落ちる時の水の音であり、川石の上を流れる音や滝の水音とは異なっています。
この音も含めて、せせらぎの音には、高い方から、このように低い方まで、かなりの幅があることも解ってきました。
偶然のことながら、シューマン共鳴波の音が川のせせらぎの音とほぼ同じであることを見つけて、そこはかとないうれしさを覚えました。
ーーー これは、未知のおもしろい現象に遭遇した!
水は生命の原点であり、その水は、山手の小川に端を発し、その下流で大河が形成されています。
すべての地球上の生物が、シューマン共鳴波を聞きながら成長している、そして、その生命の源に水があり、その流れる音が、シューマン共鳴波と共鳴していることは、単なる偶然の一致ではないのではないか?
さらには、その共鳴波の周波数が、ヒトの脳の「まどろみ周波数」とも同一であることも、偶然なことではなさそうだ!
そして、より驚くのは、光マイクロバブルの振動周波数とも、それらがほぼ一致していることです。
「シューマン共鳴波」、「川のせせらぎの音」、「脳のまどろみ周波数」、「光マイクロバブルの振動周波数」、これらがほぼ同一の周波数帯に存在しています。
最前者の音は、通常は私どもの耳で聞くとはできません。
しかし、その音は、川の「せせらぎ」として、よく聞いていたのです。
これに気づいたときには、思わず膝を叩いて喜びました。
ここには、真に「重要な何か」が潜んでいそうですね。
次回は、その何かについて、より深く、そして、よりおもしろく分け入ることにしましょう(つづく)。
コメント
コメント一覧