ポンプの故障 

 数年前から、GFH2のC水路に設置していた中古のポンプの調子がよくなく、いつ故障するかと思いながら運転をしていました。

 とうとう寿命でしょうか。少しも水を吸わなくなりました。

 これから、その原因を調べ、可能であれば修理を施したいと思っています。

 しかし、この水路では、キュウリ他がよく茂っていますので、その修理の前に代替の同じく中古のポンプを家内が探し出してくれましたので、その設置と試運転を行いました。

 最初は、吸い込み口に根が吸い込まれて作動しなかったのですが、その吸い込み口にストレーナーと網を設置して正常運転できるようになりました。

 この間の停止のせいか、キューリの一部が弱っていましたが、これが回復してくれるとよいなと思っています。

 その点検の際に、別の蔓にキューリが一本生っているのを見つけました。

 すでに6本を収穫し、そのうち4本は孫のユッツが収穫したいとしきりにいってきたので、そのキューリを切り落とす醍醐味を経験していただきました。

 それ以来、ユッツがやってくると、このキューリを獲りに行こうとせがみますが、「まだ大きくなっていないよ」と諭し続けています。

 その代わり、ニンジンの方はまだあるみたいで、親指程度の大きさのニンジンを掘っては洗い、それを自分で食べるのが日課になっています。

 家では、決して食べない生のニンジンですが、自分で掘って洗うとおいしそうに食べるのですから、これらには小さくない違いがあるようです。

 やはり、作物や土にじかに触れあうことで、ヒトと植物との本来の触れ合い、付き合いができるからでしょう。

 その経験的学習を三つ子の頃から経験することは、大変すばらしいことではないかと思います。

 さて、ハウスのなかもすっかり夏模様になってきました。

 GFH2では、A水路とB水路に植えた大葉が現役でして、おかげで毎日のように大きな大葉が食卓に上がってきます。

 大葉のお結び、豆腐やソバの薬味、そして大葉味噌など、すっかり大葉に親しむ夏になりました。

 好評だった大葉味噌も、そろそろなくなってきたようで、三度目を作ることにしましょう。

 そのために、フンドーキンの合わせ味噌の大きいサイズのものを購入していますので、その味噌をたっぷり入れて、すなわち味噌多めで作る予定です。

 このB水路の奥には春に植えたセリが大きく育っていましたが、とうとうそれが花咲くようになって終わりを告げようとしています。

 一方、C水路では、レタス類がいよいよ終わりを告げるようになりましたので、そこにネギを移植しました。

 ここをもう少し整理して、さらにネギの移植を追加する予定です。

 その南側には、キューリとミニトマトが繁茂していますが、どうやらキューリの方が勢いがよいようでたくさんの花が咲いています。

 周知のように、キューリは花が咲くとそこに実がなり、大きく成長していきます。

 一度、大きな実まで成長すると他は成長を控えるようで、適宜、その実を収穫してやるようにしています。

 このキューリは、格別においしく、これを食するようになると市販のキューリは食べることができないようになります。

 それは、市販のキューリがまったくおいしくないことがよく解るからであり、その違いは明白です。

 みずみずしくて、柔らかい歯ごたえがあり、ほのかに甘い、キューリがおいしかったのかと感激するほどの味であり、ユッツが喜んで食べるわけがよくわかりました。

 そのキューリ、ポンプの取り換えで再び元気を取り戻して、たくさん実を鳴らしてくれるとよいなと思っています。

夏に備えて
 
 今日の夕方は、その夏に備えてハウスのなかを整備していきましょう。

 このところ、何かと忙しくて、ハウスのきめ細かい作業ができないままでしたので、今日は夏の汗を流すことにしましょう。

 幸い、今日はよく晴れていて、気持ちの良い夏空が見えています。

 どうやら、今年の梅雨は、このまま明けてしまいそうですね

 東京を中心にした新型コロナウイルスの感染拡大、熱海の土砂災害、4回目の非常事態宣言、そのおまけのコロナ対策担当大臣の国税庁と一緒になっての居酒屋「いじめ」など、そして極めつけは、オリンピックの強行など、おかしなことばかりが続いていますが、これでは爽やかな夏を迎えることはできませんね。

 お粗末で情けない夏にならないようにしなければなりませんね(つづく)。 

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                                          キューリの花(GFH2)