共同研究の実験と打ち合わせを終えて

 13時から2時間、継続して行ってきた共同研究の進展に関する実験を行い、さらには、今後の方針についてみっちりと協議を重ねることができました。

 振り返れば、かなりのところまで到達することができましたので、それらの成果を踏まえつつ、これから、その総仕上げを行う時期になってきたのではないかと思います。

 そのことを帰りの車中で噛みしめ、なんだか心の内が広がったように思われました。

FADYのコーヒー

 まずは、近くのコーヒーショップのFADYに立ち寄りました。

 そろそろ手持ちのコーヒーが無くなりつつありましたので、それを補うためでした。

 いつものように、ずらりとコーヒー豆が並べられた前で、「今日は、土の豆にしようか?」と思案し、それを決定するまでにあれこれと考えてしまいます。

 売り子の女性からも一声がありましたが、その後は、自分で、その選択のためにコーヒーを見つめて物色を行い続けていました。

 最初に選んだのが、「インドクリスタルアイス」でした。

 この豆は、前回においても購入して非常に気に入っていましたので、これは比較的簡単に決定することができました。

 その次からは、これだと思える決定打がなく、あれやこれやと迷ってしまいました。

 しかし、どういうわけか、その物色をしているうちに、自然に、購入豆が決まるようで、結局は、次の3つを選ぶことにしました。

 ①グァアテマラベストセレクション

 ②アキモトコレクション

 ③ブラジルベストセレクション

 このうちの①を試飲してみました。

 じつは、そのFADYからの帰りに、いつものように「本日のコーヒー」をテイクアウトするのですが、それが「グァアテマラ」であり、その味を覚えていましたので、それとの比較をしようと思ったからでした。

 当然のことながら、購入したコーヒーには「ベストコレクション」という名札が付いていましたので格上であることは想像していましたが、やはりそれは間違いありませんでした。

 そのことは、別稿で詳しく報告したいと思いますので、ここでは、その指摘に留めておきましょう。

 「一杯のコーヒーから夢が花咲くこともある・・・・」

は、井上ひさしの名作「きらめく星座」のなかで貴重品のコーヒーをみんなで分け合って飲む素敵なシーンで唄われたフレーズです。

 毎日、私がコーヒーを淹れて、それをみん名で飲み合いながら、その味を批評し合う「和やかさ」、そしてコーヒーの味を探る会話のおもしろさのなかに、この歌詞がいつも浮かんできます。 

 私の細やかな贅沢は、毎夕食時の半グラスワインですが、これに、その毎朝のコーヒーが仲間入りしてきたようです。

 これらも、その自家製コーヒー淹れに勤しみながら、「夢の花咲く」語らいを続けていくことにしましょう。

 ゆかいなコーヒータイム、大切ですね(つづく)。

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柳の小径の若柳