緑のなかを中津へ

 昨日は、朝から中津に出かけました。

 すでに、梅雨も半ば、車窓から見た山々の緑が濃く、その雄大さに目を見張りました。

 まさに、緑あふれる豊かな郷です。

 最初はKクリニックへ、ここで義足合わせを行いました。

 すでに約4年を経過して、その間にかなり劣化してし、時々歩くのにも困難を覚えるときがありました。

 これがすっかり改善し、歩く時の苦労がほぼ解消されました。

 また、同病院のK理事長と懇談し、共同研究の成果と今後の方針について重要な意見交換を行いました。

 次に、病院を出て近くにあるパン屋「魔法の樹」に立ち寄りました。

 孫のユッツの好物っである「パンダクリームパン」と家内のリクエストであるバケットを3本購入しました。

 これらが、ユッツも家内も、すっきり「お気に入り」になったようです。

 このパン屋を離れて、例の丸清で昼食をいただくことにしました。

 先日は、土曜日であっても人気の「お任せ定食(750円)」をやるようになったと聞き、それがあることを期待していましたが、どうやら、この日はないそうで、やむなく「お昼定食」を注文しました(780円)。

 刺身、天ぷら、茶わん蒸し、小鉢、みそ汁の定食ですが、なかでも細切りの刺身をおいしくいただくことができました。

「踊り場」を迎えた共同研究

 午後からは、共同研究先のW医院へ、約2時間かけてじっくりと協議を行いました。

 前夜に、そのための討議資料を作成していましたので、これに沿って討議を深めました。

 とくに、今回は、かなりの数の実験機器を持参し、それらを用いて、どう具体的に実験を行うかについて詳しい検討を行いました。

 私どもは、当然のことながら臨床経験がありませんので、先生の経験は非常に重要な示唆と手掛かりになります。

 実際の現場で、どのような器機を用いて、どのように処置がなされているのか、そこにどのような問題点があるのか、を知ることが非常に重要です。

 そこで、本共同研究における成果を踏まえ、中間的なまとめを行いながら、それらをどう発展させていくのか、そのための装置とシステムをどう開発していくかについて、最終的な詰めの議論を行いました。

 たとえば、各治療室へと移動させる運搬型の装置にすることが決まりました。

 その装置においても、その圧送方式において、2つの種類の装置化を考えることになりました。

 こうして、現場のニーズに則した装置開発を行うことが重要であり、その視点に基づくことによって、次々に、そのニーズの発掘が可能になるのです。

 その際、重要なことは、その現場における既存の技術や装置は、最大限に有効利用することで、新たに開発した光マイクロバブル技術との高度な融合を図っていくことです。

 これは、現場の先生方とよく話し合い、そして、その現場の先生の意向を最大限に生かす工夫を行うことでもあります。

 それらの既存の技術のなかには、技術的に非常に優れたものが少なくなく、それを最高度に光マイクロバブルによって生かすことによって、既存技術のブレイクスルーが可能になるのです。

 先生も、そのことをよく理解されていますので、そこに共同研究の発展の要因があるように思われます。

 この共同研究のおかげで、先生との信頼関係を深めることができました。

 この協議の最後に、私の個人的な相談をいたしました。

 先生のご理解を得てから、この作戦を始めようと思っていましたので、それを開始する条件が整ったことになります。

 これから、その次のステップに分け入ることになると思います。

 このステップ、心の命ずるままのステップといえますね(つづく)。

DSCN4107 (2)
万華鏡(紫陽花)