万華鏡2021が終わりました
毎年、梅雨時になると、色とりどりの紫陽花が私どもの目を和ませてくれます。
ここ向陽台の建築基準においては、生け垣を設けることが義務付けられていましたので、家の周囲に紫陽花の挿し木を行い、それで家を囲むようにしました。
今では、その紫陽花が家を囲んで美しく咲いていますので、この作戦は功を奏したのではないかと思います。
そんな紫陽花環境のなかで、数年前に「万華鏡」という鉢植えの紫陽花を島根県の方からいただきました。
調べてみると、その万華鏡は、島根県の特産になっているようで、その特徴は、文字通り万華鏡のように色変化がドラマチックに発生することにありました。
万華鏡といえば、テレビドラマ「仁」において象徴的な画像として示されていました。
万華鏡のように、次々に美しい光景が変化していく様を示唆したかったのでしょう。
さて、我が家の万華鏡は、どうだったでしょうか?
すでに何回かの記事において、その変化の過程を紹介してきましたので、今回は、その終わりのころの美しい変化の様子を示すことにしましょう。
乳黄色から淡青へ
若い万華鏡は、乳黄色を基調として、そこに淡青が入り混じった花弁の彩を示します。
その画像を示しましょう。
紫陽花が終わりといっても、なかには、このように咲き始めのものもあります。
咲き始めの初々しさが、ほのかな淡青の色に現れていますね。
真に、優し気な紫陽花です。
この状態から少し時が過ぎると、その淡青が、徐々に濃くなっていきます。
それが、お隣の万華鏡です。
爽やかな淡青です。
なかには、淡青から青に変化しつつある花弁も認められます。
そして、その青はより青色を濃くし、薄紫へとさらに変化しつつあります。
この明るい青は、何を見せようとしているのでしょうか?
明るい朝の光が、この青を一層輝かせているようです。
きっと、青年から大人になっていこうとしている万華鏡なのだと思います。
けがれ無き青、よどみなき青、この青さは、コロナ感染やオリンピックの強行とはまったく無縁ですね。
この「青の世界」を大切にしなければなりませんね(つづく)。
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