五月から初夏へ

 五月も、本日で終了。

 時の流れは速いものですね。

 昨夜、本日締め切りの原稿を学会事務局に送付し、少しの安堵をいただき、いつもよりは心緩やかに過ごすことができました。

 季節は、すでに初夏です。

 その季節を迎える草花が一斉に咲き始めています。

 例年になくたくさんの蕾ができ豊作を窺わせ、一際、朝日に輝いていたのが紫陽花の「万華鏡」です。

 最初は鉢植えでいただき、それを土に戻して数年が経過し定着したのでしょう。

 とてもうれしそうに咲き始めています。

 最初は、淡い黄緑色から、次に白へ、そして淡青へと変化していきます。

 その産声を上げた万華鏡の蕾は、柔らかく、赤ん坊のようにかわいらしい姿を見せています。

 なぜ、この花は、万華鏡のように劇的に変化を遂げていくのでしょうか?

 真に、ふしぎです。

 万華鏡といえば、かつて人気を博したテレビドラマ「仁」によく出てきていました。

 何か、思わぬことが起こると、その万華鏡の模様が変わっていきました。

 この主人公のごとく、「医は仁術」であり、そして、それには「忠恕(ちゅうじょ)」が必要といわれています。

 この心を、常軌を逸している、この国の指導者たちに教える必要がありますね(つづく)。

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万華鏡(紫陽花)