実験に明け暮れていた
この2週間、ある研究開発に関する実験に明け暮れていました。
やはり、さまざまな条件に基づいて試験を繰り返さないと、その本質の全体像を極めることができないのだと思います。
こうなると、とことん、それこそ虱潰しのごとく(最近のみなさんは、虱(しらみ)のことをよく知りませんね。子供の頃によく見かけました)、ひとつひとつを試験していくことが大切です。
私にとっても、このように試験に明け暮れることは久しぶりのことであり、その実感を覚えるにしたがって、そして、その認識が深くなることによって、その面白さを認識している自分を見出すことができます。
なにせ、その試験評価法が定まっていないことから、それを、いかに科学的に確立するかの知恵と工夫が求められているのだと思います。
学会講演の原稿書き
そんななか、7月に開催される医学系の学会における特別講演の抄録の期限が迫ってきていましたので、この2、3日間は、それに専念しました。
そのせいか、私にしては珍しく、締め切りの1日前に、その原稿が仕上がり、先ほど事務局に送付を済ませることができました。
私の講演題目は、「光マイクロバブルで切り拓く医療・介護の新世界」です。
その具体的な内容については、追々紹介していくことにしましょう。
7月4日の実際の講演においては、2019年12月以来の2つの医院との共同研究における最新の研究成果を中心に、その「新たな世界」に歩を進めたこと、そして、その成果の意味について披露することになるでしょう。
すでにお気づきのように、今回の講演題目は少々オーバー気味ではないかと思われがちですが、この題目の決定を学会事務局から求められたのは約1年半前のことでした。
おそらく、その題目にふさわしい成果が出てくるのではないか、という期待を込めての共同研究の実施でしたが、おかげで、それにふさわしい成果を修めつつありあります。
これから、学会当日までには、しばらくの猶予時間がありますので、そのデータ整理と公演発表用のスライドづくりに励むことにしましょう。
唯一、心配なことはコロナの大流行です。
これについても、
「何か有効な方法はないのか?」
私だけでなく、みなさんも、こう思っておられるのではないかと思います(つづく)。
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