GFH3のクレソン 

 GFH2(GreenFort House 2)に続いて、GFH3がにぎやかになってきました。

 入って、すぐ手前の左にあるA水路では、クレソンが大きく成長し、水路の外にはみ出して垂れるようになりました。

 その茎の長さは、70~80㎝にもなっています。

 また、その葉っぱはジャンボ化し、見たこともないような大きさにまで成長しています。

 今日の昼食には、そのクレソンの天ぷらが出てきて、その上品で豊かな味を楽しみました。

 すでに蕾がいくつもできており、その一部において小さな花が咲き始めています。

 その珍しい写真をご覧ください。

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クレソンの花

 さて、このように立派にクレソンが成長し始めると、必ずといってよいほど、その若葉の部分にアブラムシの幼虫が忍び寄ってきます。

 今朝ほど、このクレソンの若葉の一部に、それが発生しているのを家内が見つけたようでしたので、その茎の先端部分を剪定して、早くいただくたほうがよいという判断に至りました。

 今夕は、その格別においしいクレソンの若葉を生でいただくことにしましょう。

 ところで、GFH2のクレソンの方も、どうなっているかが気になりますね。

 ここでは、A、B水路のたくさん繁茂していましたが、その葉っぱを全部切り落とし、その若芽の部分のみを残した茎を再度移植し直しました。

 これで、再度、これらが根付けば、約2週間後には、それを収穫できるようになるでしょう。

 この時期、すでに述べたように花が咲き始めると、植物としては最後の季節を迎えることになりますので、クレソンも5月の連休頃で終わりになります。

 しかし、今年は、その葉落としによって例年にない長期の栽培が可能になるのではないかと推察しています。

 年中栽培が可能になるか

 先日の朝の会議において、そのクレソン談義を行っていたら、私の相棒から次のようなおもしろい提案がありました。

 「クレソンは5月の連休までだから、これを年中栽培できるとよいのですが、どうでしょうか?」

 これは、真におもしろそうな提案でした。

 家内が行った葉落としを延々と繰り返していけば、それが可能になると思われますが、はたして実際には、どうでしょうか?

 それには、当面、この夏場をどう乗り越えるかが重要な問題になりそうです。

 おそらく5月の連休頃で終わることは、真夏の高温障害を乗り越えることができないことを示しているのでしょう。

 そうであれば、実際に何度まで、その栽培が可能なのか、その限界を超える時に、どのような対策が必要になるのか、これを明らかにして、その対策を練ることが重要な課題になりそうです。

 また、この高温障害の問題は、他の野菜においても当てはまることなので、それらの野菜のためにも、この高温障害の壁を乗り越える方法を見出すことには小さくない意味があるように思われます。

 この挑戦、楽しくなりそうですね!
 
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      大きく成長してきたGFH3のクレソン
(つづく)