毎朝夕のクレソン摘み
ポリカーボネート製の小型ハウス(GFH2)におけるAとB水路のクレソンがすくすくと育ち始めました。
ここに毎朝入ると、そのクレソンが真上に伸びていることに驚き、心を動かされています。
移植されたクレソンは、その葉の形において菱形と丸形の二種類があります。
今年は、それが半々の状態で育っています。
その移植数は、昨日の追加分500本を加えると、合計で約1550本になりました。
その大半はGFH2のAとB水路に植えましたが、それでは足りなくなり、余った分は、新たに稼働させたGFH3のA水路に入れました。
ここは中庭の北側にあり、朝の光が入り込み、午後からは陰になり、西日はまったく入りませんので、ここもGFH2に続いて野菜栽培に適したハウスです。
ここには、その奥側にB水路があり、ここでは、未だポンプが設置されていません。また、入って右側の大型のC水路には、地元産の珍しい植物が植わっており、ここも光マイクロバブルを発生させるシステムを整備し、その稼働を行いました。
また、本日は、セロリ20株、レタス20株を購入してきてもらいましたので、明日から、その移植準備が始まります。
さらに、このA水路には、小ねぎを移植しました。
じつは、この小ネギは、私どもが支援しているMさんが、無農薬、無肥料で丹念に育てられた珍しいネギであり、その外見があまりにも素晴らしかったので、これを植えて光マイクロバブル水耕栽培をしてみることにしました。
すでに、食卓に載せてよいほどに立派に成長しているのですが、これをさらに成長させると、その姿と味がどう変化するかを研究してみようと思いました。
今日は、その移植孔にネギをすぽっと入れただけで、明日は、それを引きあがて根の部分のみが水に没するように配置したいと思います。
これによって、辛み、甘み、旨味、色がどう変化していくか、その観察が楽しみになりました。
発芽の第二次実験
先日、光マイクロバブルによる発芽実験を行い、そのデータを整理しました。
非常に古い種子を用いたために、その発芽に結構時間がかかりました。
それは、発芽がより難しい種子を採用したという点で、この実験にとっては、むしろ好ましいと考えていましたので、そのことを確かめられたことは有意義でした。
その結果から、やや光マイクロバブルの方に優位性があることが確かめられました。
そこで、この結果を踏まえて第二次実験を計画中です。
今回も、その古い種子を用いますが、比較的に発芽が難しい種子において、その促進がどこまで可能になるか、その辺が、実験の眼目といってよいでしょう。
光マイクロバブルによって、種子の発芽エネルギーをどのように引き出すことができるのかどうかに関して、コツコツと実験を重ねていく予定ですが、どこかで、ブレイクスルーが誘発されるとよいですね。
(つづく)
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