クレソン・サラダ記念日
詩人俵万智さんが、新しい感覚の『サラダ記念日』を発刊されたのが1987年、私が48歳の時でした。
その年の3月に学位を取得、7月に高専の教授なるものに昇格し(後に、その昇格は全国最年少だったことを松江高専の人事係のKさんが、それをわざわざ調べて教えてくださった)、「教授らしくなるには、どうしたらよいのか」を深く思案したことを思い出します。
「サラダ記念日」とは、恋人らしき方が、「この味がいいね」といったことから、それが俳句になり、さらに、その句集の題名にもなったようです。
この句集と詩人の本人の俵さんは、その後山田洋次監督の『男はつらいよ』の第40作(1988年)にも登場されました。
その言葉の響きに因んで、本日を「クレソン・サラダ生活」を始める記念日にしました。
そのクレソンをGFH2に今年初めて移植したのが3月12日でしたので、それから8日が経過しました。
これを第一陣とすれば、その後、第二陣、三陣とクレソンの移植を続け、今では、その数が900株前後になりました。
また、その移植後の生育率はほぼ100%に近く、光マイクロバブルの水耕栽培であれば、それをただ移植孔に突っ込むだけでよいという非常に簡単な栽培法でよいことが明らかになりました。
昨日は、ひねもす雨模様でしたが、それがクレソンには好ましかったようで、その第一陣のクレソンがまっすぐ上に立つように育ち始め、これを見て、そろそろ収穫が可能になってきたと判断しました。
そこで、今朝は、このハウスで、セロリの世話をし、家内には、このクレソンの採取をしていただきました。
朝食のクレソンサラダをいただくためでした。
今年のクレソンは、嫌味や渋みが少なく、これに加えて光マイクロバブル効果によって、茎まで柔らかく、この歯ごたえが独特なのです。
噛むほどに、シャキシャキ感を覚えます。
しかも、これがなかなか歯切れしませんので、何十回(30回以上)も噛み続けることになります。
その間に、クレソンの辛みと旨味が口の中に広がり、ここで格別の上質のクレソン味を堪能することができます。
この味の豊かさ、爽快さは、実際に、それを賞味した方しか解りませんね。
それゆえ、これは、今年のクレソン生活開始の記念日にふさわしいと思いました。
ーーー この生活で、毎日の食卓がより一層楽しく、ゆかいになる。そして、この生活開始で健康をめざすことができる!
光マイクロバブルのクレソン水耕栽培
こうして光マイクロバブルによる水耕栽培とそれを食する生活習慣が始まりました。
これまでに購入したクレソン葉付き茎の苗は900本、その購入価格は、全部でわずか1800円でしかなく、これで毎朝、毎夕の食卓においてクレソンサラダを賞味できるのですから、このサラダ生活は、相当に理に適っています。
最高水準の味になりつつある旨さ、朝獲り、夕獲りの新鮮さ、これらは、市販のどこのものにも負けません。
さらに、何よりもよいのは、それに、自分で育てたことによる思いが込められていることです。
これから、様々なクレソン料理を調べて、光マイクロバブルクレソンに適した料理法を開発することもよいですね。
最後に、今朝のクレソンサラダを示しておきましょう。
(つづく)
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