春がきた!

 早くも2月も終わりそうですね。

 研究所の前庭では、水仙に続いてミモザアカシアの黄色い花が美しく咲き始めました。

 この木は、孫のユッツの誕生を記念して植えられました。

 入植当時は、背丈が1m程度でした。

 ユッツの成長に合わせて、今年は見上げるほどにまで高くなり、見事な花を咲かせるようになりました。

 この開花は、地面に近い方から、そして幹から枝の方に向かって始まっています。

 やはり、地面の方が暖かく、そして幹の方が水分を吸収しやすいからなのかな、と推察しました。

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ミモザアカシア

 黄色は、平和と幸福の象徴です。これから、本格的な春を迎えて、ますます見ごろになっていくでしょう。

 連載「回顧2015-2020」

 さて、「回顧2015-2020(4200回記念)」の連載が続いています。

 これまでの記事において第14回を終えましたが、前記事においても指摘したように、かなりのロングランになりそうです。

 この記事は、1995年から2015年の期間における光マイクロバブル技術に関する総括を踏まえ、その2015年時点における展望が示されています。

 これを下敷きにして、その後の2015年から2020年までを振り返りながら、その展望に関する考察を行っていくという企図を有しています。

 実際に、その執筆を行ってみると、過去の出来事が蘇ってきて、「そうか、今となっては、このようにした方がよかったのかもしれない」と思い直すこともあって、自然にその執筆ににおいても熱いものを感じています。

 執筆のしがいがある記事とは、このようなものなのか、と思って、この執筆日にめぐりあうと、なんだか、ゆかいになります。

 たとえば、第13回と第14回において取り上げた排水処理の問題ですが、今再びそれを考え直してみると、その先駆性がゆえに、それが発展して普及するには、少々時代が早すぎたのではないかと思っています。

 おそらく、今しばらくの年月が過ぎたころには、その新技術を受容できるようになるのではないか、そう推察しています。

 次は、新型コロナウイルス関係の記事です。

 第三波がようやく治まってきましたが、それで安堵できる状況にはありません。

 それは、今こそ、新型コロナウイルス感染を根こそぎ撲滅せねばならないのですが、その方策が実行されないようで、今の対応では、再び第4波が襲来してくる可能性があります。

 その理由は、欧州を中心にして、今なお、毎日2万人前後の感染者数が出現して、減少傾向に至っていない国がいくつもあるからです。

 とくに、フランスは深刻で州の約半分において感染者が増え続けています。

 ワクチンがあっても、このような深刻な状況が継続しており、それらの変異型ウイルスが、日本へ再侵入してくる可能性があります。

 その意味で、この関連の記事連載を今後も継続していきます。

 「ウルトラ・パラダイムシフト(3950回記念)」については、コロナによるパラダイムシフトに起因して様々なパラダイムシフトが起こり始めています。

 とくに私が注目しているのは、アメリカの大統領選挙以後のことです。

 この国は、世界で最も資本主義が進んでいて、「今だけ、金だけ、自分だけ」の新自由主義とその没落が顕著な現象として噴き出ています。

 このなかでアメリカの民衆の「覚醒」が巻き起こり、巨大な変化が生まれています。

 とかく、大統領や前大統領が、どうした、こうしたに関心が集まりやすいのですが、その背後には、その重要な変化があり、これが、これからの世界をどう変えていくのか、この問題に注目していますので、今後も、その観点から追跡していくことにしましょう。

 ところで、「感染症時代における光マイクロバブルの思考(4000回記念)」については、昨日の記事において「一応の終わり」としました。

 それは、別のシリーズとして「光マイクロバブル技術とは何か」においてより詳しく考察する予定がありますので「一応」ということにしました。

 読者のなかには、「マイクロ・ナノバブル」とは何かに関心を寄せられている方が少なくないようで、それに応えるために、現時点での「光マイクロバブル技術」の到達点も踏まえて、その連載を行っていくつもりです。

 その他の連載については、次のガイダンスにおいて解説することにしましょう。

 明日からは弥生の季節、時は、瞬く間に過ぎていきます。

 この時の流れに身を任せながら、その大河を渡る風のようになれるとよいですね。

 (つづく)