生シイタケ 
  
 秋も深まる季節になると、生のシイタケが国東の店頭に出始めます。

 ここ国東は、大分県において大野地区と肩を並べる2大シイタケ産地の一つです。

 これには、国東の椚林とため池群が関係しており、数年前には、国連食糧機構から「世界農業遺産」に認定されています。

 国東半島の約90%において森の形成がなされることで豊かな山と水、そして海の幸を生産しているのです。

 このおかげで、上質のシイタケが育てられています。

 秋になって、この収穫が始まり、その余った部分が店頭に出され、私たちの目に留まるようになります。

 その写真を示しましょう。

DSCN1502 (2)
生シイタケ

 早速、この生シイタケを3袋購入しました。

 新鮮で肉が厚い、立派な生シイタケです。

 一袋230円ですから、格別に安い驚きものの買い物でした。

 まず、最初に、これを塩焼きにしていただきました。

 傘の裏側に上質の塩を振りかけて、ただ焼くだけですので簡単な料理法です。

 あまり焼きすぎないようにすることがコツであり、これを温かいうちにいただきます。

 噛むと、ジュワッと水分が出てきて、そして丁度良い塩味もあって、思わず旨いといいたくなります。

 そして噛むほどに、生シイタケの柔らかさと旨味がよく出てきて、唸るほどのおいしさを覚えます。

 もちろん、一つでは足りず、すぐに3枚、4枚と平らげてしまいます。

 これに少々のアルコール分があれば、真に上質の料理になります。

 塩焼きの次は、生シイタケを細く切ってソテーにして食べます。

 その際、油はオリーブオイルで炒め、隠し味にマヨネーズを少々混ぜます。

 これでまた、お気に入りの料理が出来上がります。

 3つめは、みそ汁のなかに、この生シイタケを入れます。

 汁の味がよくなるだけでなく、生シイタケを箸でつかんで食べると一層おいしい具になります。

 こうして、生シイタケは、ほとんどの料理に利用されますので、あっというまに無くなってしまいます。

 そしたら、また地元のスーパーや里の駅に買いに行く、このパターンがしばらく続きます。

 生シイタケは、秋から冬にかけての国東の名産であり、これを毎年いただくことで、すっかり国東の生活に慣れ親しむことができるようになりました。

 (つづく)