明日はクリスマスイブ、コロナの蔓延のなかで、みなさんは、きっと暖かい家族団らんの一時を迎えることでしょう。
師走も下旬、今年も残り少なくなって、本格的な冬が到来しています。
先週は、ここ国東でも初雪がありました。
温暖で、「日本の地中海」と呼ばれるほどに気候の良いところですが、ボタン雪が舞い散る窓の外の景色を見て、寒さを感じることができました。
この二、三日、その寒さが和らぎ、今度は、雪に変わって雨が降っています。
その小雨の中、カメラを持って前庭の草花の撮影に出かけました。
雨に濡れながらでしたが、それもよいと思って被写体を探していると、一輪のマリーゴールドの花を見つけました。
すでに、この花が咲く季節はすぎているのに、一輪だけが、周囲の緑のなかで鮮やかに咲いていました。
ーーー まだ咲いていたのか!
その生きる力、花を咲かせるひたむきさに、心を動かされ、シャッターを押しました。
こうして観ると、厳かで上質な黄色に、再び心を奪われました。
黄色は、平和の色であり、幸福を呼び込む色です。
海の向こうのアメリカでは、平和と独立を願う民衆が、戦争を起こしてきた勢力を押し込めようとしています。
この平和と幸福の黄色が、その民衆たちを鼓舞できるとよいですね。
冬になっても色鮮やかに咲く力を宿している花、これには力強さがありますね。
(つづく)
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