中津からの帰途
中津での会議が比較的早く終わりましたので15時過ぎに中津を発つことができました。
車中では、運転手の相棒と話が弾みました。
その中心は、2つの研究会議の結果を踏まえて、これをさらにどう発展させるかの問題でした。
かなりの額の補助金の支援を受けて、2つの医療機関との連携で行う研究開発ですので、その計画の実施に当たって綿密な検討を重ねてきました。
その意味で、課題はいくつもあり、それらを討議しているうちに車は、どんどん進んで速水インターを通過していました。
ここからは、冬の国東半島の落ち着いた景色が見えてきました。
約9年間、この地に住んできましたので、その景色に出会うとホッとする気分になるようになっています。
このころから、それまで話をしていた研究会議の件が終わり、孫のユッツの話になりました。
梨とみかんを食べるの好きで、いつも、もりもりと食べています。
この前も、ユッツが持って帰った梨(王秋)をおいしく食べていたことを聞き、その梨を買いに行こうと提案し、車を里の駅「ふるさと市場」に直行していただきました。
ーーー 今年最後の梨、王秋は残っているか?
そう思いながら、店内に入ると、すぐにミカンがずらりと袋に詰められて並んでいました。
ここのミカンの特徴は、小粒ながら味がよく、そしてなによりも安いので、すぐに2袋を籠に入れました(相棒のものも含めると3袋)。
さて、目当ての王秋は、どうか?
それが、店の奥にたくさん並べられていました。
見たところ、これを買う人があまりいなかったようでしたので、思い切って5袋買うと、レジの定員さんが非常に喜ばれていました。
この王秋は、水分が豊富でみずみずしい、甘みもあり、シャキシャキしておいしく、秋月という地元で最高品種の味によく似ていました。
この梨が、一袋に5個入って1080円ですので、1個あたりは200円弱、そのおいしさと大きさを考えれば、真に安い買い物でした。
早速、ユッツに一袋、沖縄に2袋、福岡の親戚に一袋を送りました。
結局、我が家には一袋しか残っていませんが、これで十分であり、食後のデザートとしていただいています。
こうして、今年最後の梨をいただくことができましたが、その国東の梨のランキングを私なりに考えてみました。
一位は秋月、続いて王秋、新高、幸水、豊水、愛宕の順となりました。
ユッツも、この王秋をいただいて、さぞかし喜んでいるでしょう。
この梨とともに、地元の豊かな野菜も売られていましたので、それらも購入しました。
赤大根(100円)、白大根(80円)、株大根(100円)、ニンジン(100円)、ショウガ(280円)など、安い買い物となりました。
この赤大根、初物ですが、その味はどうでしょうか?
早速、薄くスライスして、塩もみか酢につけて試食してみましょう。
最近、私は、大根料理に凝っていて、煮大根をよく作り、家族に喜ばれています。
この白大根も、それを料理してみましょう。
これでしばらくは、野菜不足を補うことができますね。
ユッツの梨の話が飛び火して野菜を手に入れることができました。
(つづく)
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