三連休の3日目

 本日は、三連休の最後の日でした。報道によれば、この連休中にかなりの人の動きがあったようです。

 一方で昨日の報道では、大阪で過去最高の490名の感染者、東京で391名、北海道で245名、神奈川で163名、愛知で144名など、全国では2168人になることが明らかにされていました。

 まさに、日本列島が新型コロナウイルスで覆われるようになりました。

 つい20日前までの感染者数は1000人前後でしたが、それが、この20日間で急激に増加し、この数日間は2000人を超える日が続いています。

 おそらく、今週には、さらに、この数字が増えていくことが予測され、より深刻度を高めていくことになるでしょう。

             2つの指向
 
 さて、昨日の続きです。

 新たな実験を開始して、そこからわずかな変化が認められるようになり、それを注意深く、そしてしつこく、さらには粘り強く究明していくことにしました。

 そのわずかな小さい真実のなかに、おやっと思える「重要な何か」に関わる真理があるのかもしれない、と思うようになりました。

 そこで、ここから新たな「2つの指向」が必然的に生まれてきました。

 その第1は、その真理を探究するための新たな実験を検討することでした。

 実験というものは、その目的が明確になればなるほど、その装置や方法において洗練性が高まる方向に動いていきます。

 相変わらず、真にみすぼらしい装置でしかありませんでしたが、その目的が達成できるのであれば、それは貧相どころか、十分な装置であると思うようになりますので、ここが不思議なところです。

 知りたいと思う科学的本質を突くことができれば、その打突方法は問題になりません。

 こうして、いくつもの新たな実験が検討され、その真実の探求が始まりました。

 この過程で、「もしかして、そうかもしれない」が「やはり、そうであったか!」に変化し、ぐっと魅惑的な結果が生まれてくる可能性があります。

 第2の指向は、その真実に関して文献調査を行うことでした。

 この過程は、次の3段階をたどっていきます。

 第一段階:キーワードを探し出し、インターネット検索を行えば、それに関する情報を山ほど得ることができます。

 ここでは、その情報を開示してもよいという判断が働いていますので、一般的によく知られているもの、あるいはビジネスに関する商品情報が多いようです。

 このいわば「常識」となっている見識を得ることに関して、インターネットは非常に重要な手段といえます。

 また、その常識は、その技術や商品を解説することで成り立っていますので、その理解ができれば、それで十分です。

 こうしてインターネット情報を拾い集めて粗方の常識を理解することで、広く一般的な知識が得られ、これで次の段階へと進むことが可能になります。

 第二段階:やや専門的な分野の単行本を購入し、それに関する専門的な見識を徐々に深めていきます。

 これによって科学技術的な専門知識をより体系的に深め、理解を広げることが可能になります。

 ここで役に立つのがアマゾンです。必要と思われるキーワードを打ち込めば、その関連の単行本がたちどころに出てきます。

 どのような本を、どのくらい揃えることができるかが、すぐに解るようになりますので、これも非常に便利なツール(手段)ということができるでしょう。

 今回は、とりあえず、良さそうな解説本を三冊購入しました。

 この第一段階、第二段階を踏まえることによって、専門的な掘り下げの準備ができたといってよいでしょう。

 これは、いわば、予備的勉強を一応経たということがいえますので、ここから第三段階の研究領域に足を踏み入れることになります。

 この第三段階における最初の門(ゲート)においては、光マイクロバブルが関係してきます。

 それは、難しいものほど長い道程を要し、奥の深いものになる可能性が多いので、それを実証的にコツコツと積み上げていくしかありません。

 その実証結果があいまいで、あるいは間違いであれば、それを積み上げることができません。

 しかし、それを山のように積み上げていくことが目の前で起こっていくと、それは科学として技術として間違いのないことになり、そこで幸運であれば新たな発見の連続になり、女神が微笑んでくれるようになります。

 その科学の門を通過してみると、そこの広がる新たな世界が見え始めます。

 時として途方もない広さや深さを有していて、目がくらんでしまうことさえもあります。

 しかし、それは科学や技術を志すものにとっては清々しいことであり、その光景に慣れてくるとここちよい、ゆかいに感じることもあります。

 幸いにも、このコロナ災禍の3連休において、その第一段階と第二段階をほぼ終え、その清々しい第三段階へと進むことができたのではないかと思います。

 そのために、故障した実験装置を修理し、さらに新たな実験装置を適用することにしました。

 この新たな実験とは何か、これについては、その内容を明らかにする段階には至っていませんが、その公表の暁がやってくるまで、コツコツと粘り強く、そのケルンの石積みをいくつも積み上げていくことにしましょう。

 この科学の一隅が見え始めた3連休、私にとっては、一歩前進の有意義な3日間でした。
   
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                   コウイカ
 つづく)