全国で1302人の新規感染者

 とうとう新型コロナウイルス感染の第三波が本格的に到来し、由々しき事態に陥りつつあります。

 11月7日現在で、全国の新型コロナウイルス感染者数は1302名と1000人の大台を軽く超えました。

 この1300人を超えたのは7月30日以来のことであり、いよいよ、第三波の襲来が本格的に始まっています。

 ここ数日で実効再生産数が1.2と増加し、全国各地での感染の広がりが心配されています。

 この数値は、1を超えると感染が拡大していくことを示しています。

 北海道、神奈川他で、この数値が全国平均を上回っていています。

 以下、11月7日時点での全国平均以上の県と数値を示します。

 北海道  1.62
 愛知   1.35 
 神奈川  1.25
 埼玉   1.24

 とくに、7日には、北海道で新型コロナウイルスの新規感染者が187名にもなりました。

 札幌市内では、病院や飲食店を始めとして6カ所でクラスターが発生し、さらには郵便局や専門学校などにも感染者が出現しています。

 8日には、北海道全体で新型コロナウイルス感染者が153人、そのうち札幌市内で96名と約6割を占めていて、そのエピセンター化(感染集積地化)の傾向が強まっています。

 また、神奈川、埼玉においても、過去最大の感染者数が発生しており、警戒が強められています。

 寒くなると、新型コロナウイルスは安定化してより長く生きるようになるそうで、さらに空気が乾燥して飛散距離も増えていきますので、その典型が札幌市内で発生しているのではないでしょうか。

 この傾向は、すでに9月以降に寒波がやってきた欧米での感染者数の急増とよく類似しています。

 「検査、追跡、保護(隔離)」がきちんとなされないままに、経済活動を緩め、往来を自由にする、マスクもしないという「ゆるみ」が生まれたことが、この最近における感染者数の急増の原因になったことが指摘されています。

 これは、わが国においても同じで、約半数が減らされた保健所でスピーディーな対応が取れない、病院への支援金が届かない(緊急包括交付支援金3兆円のうち1割しか交付されていない)ことが指摘されています。

 このような対応では、この第三波を乗り越えることができないことは、火を見るよりも明らかなことです。
Go To NO
 
 第一波の時のことを思い出してみましょう。

 まず、北海道から感染拡大が始まりました。このころ、北海道では札幌の雪まつりがあり、ここに中国人をはじめとする外国人が多数やってきて、それが感染拡大に結びつきました。

 これが、しばらくして東京、大阪に飛び火し、全国的な感染拡大へと向かいました。

 この第三波は、この第一波の傾向とよく似ているのではないでしょうか。

 北海道の交通機関の主力は飛行機ですので、これが東京に影響し、東京からは、新幹線と飛行機でさらに拡大していくことが懸念されます。

 この状況ですと、Go To トラベルは、全国的な主要都市におけるGo To NOへと展開していく恐れがあります。

 いよいよ深刻な事態を前に、心して対応していかねばなりませね。

cheri
                   チェリーセージ
      
 (つづく)