お迎え

 先日、中津からの帰りに、ユッツの保育園に直接「お迎え」に行くことになりました。

 一端、自宅によってからだと時間的に厳しいとのことでしたので、そのまま保育園に向かいました。

 この保育園での迎えは初めてのことで、どんな「お迎え」になるか、楽しみでした。

 ユッツの父母に迎えられたユッツが、一緒に出てきました。

 私どもを見つけたユッツが嬉しそうに小走りで動き始めました。

 そのまま、近づいてくるのかと思っていたら、途中で、横に反れて、こちらの方を向かないで走っていました。

 私と家内に気付いた後に、恥ずかしくなったのでしょうか、この仕草がかわいらしく、その動作を見守りました。

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私どもに気付いて走り始めたユッツ

 遠くに私どもを見つけて、嬉しそうに走り始めました。

 足が太く、しっかりしていて、走っていても、ほとんど転ぶことがありません。

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横に反れて走っているユッツ

 途中から、横に反れて、私どもの方を見ずに、走り始めました。

 表情は変わらず、うれしそうです。

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立ち止まったユッツ

 途中でお母さんに止められて、立ち止まったユッツです。

 何か、少し恥ずかしそうな表情ですね。

 こうして「お迎え」ができ、最後は家内に抱きかかえてもらい、うれしそうに車まで運ばれました。

あっちいー
 
 最近は、ユッツが毎日のように、私どもの家に尋ねてくるようになりました。

 私は、このところ大成研究所のセミナー室で仕事をすることが多いことから、ユッツも、ここに必ずやってきます。

 ここに来ると、ユッツが真っ先に行くところがあります。

 それは、セミナー室の端においてある小型の冷蔵庫の前です。

 小型の冷蔵庫ですから、自分で扉を開けることができます。

 その時に決まっていうのが、「あっちいー」です。

 暑いので、この言葉を発しながら、冷蔵庫の冷風を感じて喜んでいるのです。

 自分の家では大きな冷蔵庫ですので、それを自分で開けることができません。

 ところが、この小型冷蔵庫だと自分で開けることができますので、お気に入りになったのでしょう。

 そして、その冷蔵庫のなかから、お目当てのものを探すのですが、最近はスイカがよく入っていますので、それを見つけては取り出そうとします。

 しかし、自分一人では、それを取り出すことはできません。

 それでも、しきりに取り出せと促しますので、家内が、それに応えてあげました。

 よく冷えたスイカを床の上に置いて、ユッツは、ポンポンと叩いて喜んでいました。

 そのうち、その大きなスイカを家に持って帰りたくなったのでしょう。

 家内が、「持って帰るの?」と尋ねると、頷いたようで、ユッツと一緒にお母さんに持って帰ることで納得したようです。

 今夜は、ユッツ家においてスイカのデザートが出されることでしょう。

 スイカ好きのユッツの顔が想像できますね。

 (つづく)

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ユッツ