久しぶりの墓掃除

 昨日は、みんなで宇佐市四日市にある大成家の墓掃除に行きました。

 子供のころは、この墓掃除によく出かけていました。

 そこには、小さな墓石しかなく、「どうし、こんなにちっぽけなのか!」と子供心に思っていました。

 母も、そのことが気になっていたのでしょうか、前職場に勤めていた時に、母から相談がありました。

 お墓を立てるから支援してほしい、ということでしたので快く賛同しました。

 母は、そのためにコツコツと貯金をしていたようで、誰にも頼らずに、自分で責任を果たすという意思を感じました。

 私の兄弟は5人ですが、結局のところは、一番下の私が父母の面倒を見て一緒に暮らしていましたので、この支援も、ある意味で自然のことでした。

 墓掃除に行く度に、母の意で造られた立派な墓を前にして浮かび上がってくることは、母への思いです。

 それこそ、裁縫の内職のみで、私を大学院まで通わせてくださったのですから、感謝の念が少しも色あせることはありません。

 幸いにも、朝から曇りで気温も上がらず、比較的短時間で墓掃除を終えることができました。

 いつものように、最後に持参した光マイクロバブル水をたっぷりかけてやりました。

 さぞかし、ここちよかったでしょう。

くず餅

 「早く終わったので、1時間ぐらい時間がありますね!」

 「そうですか、それなら、親玉饅頭に寄りましょうか。先日は、『くず餅』を買うことができなかったので、それを買って沖縄に送りましょう」

 このくず餅は、独特な製法で作られていて、そのサイズは10×20×4㎝のものが一つだけでパック包みになっています。

 良質の材料の本葛が用いられ、丁寧に固められているからでしょうか、非常においしく高級な「くず餅」に仕上げっています。

 すでに、これを沖縄の親戚に送ったことがあり、気に入られていましたので、先日の「鬼瓦最中」に続いて、「くず餅」を送付を行うことにしました。

 ほのかに甘く、特製の黒蜜をかけていただきますが、市販の「くず餅」とは大きく異なって高級感がありました。

 父母の仏壇にも備えました。

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くず餅

志おやの「うな重」

 墓掃除の後は、恒例の宇佐市四日市の国道10号線沿いにある「志おや」という鰻屋の暖簾を潜りました。

 墓掃除でたくさん汗をかいた後の鰻は格別においしく、みな大いに食欲にそそられていました。

 うれしいことに、この恒例の鰻重については、昨年から家内が、ご馳走してくださることになりました。

 「今年も、みんなで鰻重の『特』をいただきましょう!」

 どうやら、家内には臨時のよいことがあったそうで、それが年1回の歓待に結びついたようです。

 いつもは、「特」よりもランクが2つ下の「竹」で十分なのですが、ここは家内の歓待の心に寄り添うことにしました。

ーーー 大丈夫かな?全部平らげることができるだろうか?

 年に一度の贅沢でしたが、ここは、久しぶりの「特」の味を楽しむことにしました。

 鰻重の蓋を開けると、厚みのある鰻が4切れ入っていました。

 志おやの鰻の特徴は、専用の垂れに浸けてこんがりと焼くことで、その香ばしさと柔らかさ、沁み込んだ垂れによる旨さが他にないことにあります。

 早速、その一切れを口に含むと「おやっ」と思いました。

 香ばしさ、柔らかさ、旨さについては、いつもの通りですが、ここで新鮮な味覚を感じました。

 それは、「歯ごたえ」でした。

 「これは、いつもと違う、新鮮な味だね。噛むと弾力があり、なんともいえないおいしさがあるよ!」

 おそらく、これは鰻の新鮮さの違いで生じたのではないかと思います。

 かつて、三重県英虞湾の漁師が、獲りたての鰻を白焼きしてくださったことがありましたが、その弾力性によく似ていました。

 おいしさのあまり、箸はどんどん進んでいきました。

 やや塩味が効いた「肝吸い」も、鰻によく合っていました。

 しかし、食べる前に予想していたように、すべてを平らげることができないことが明らかになってきましたので、ここは腹八分目に留めました。

 残りは、相棒に頑張って食べていただきました。

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                 鰻重の「特」

 志おやを後にして、やや時間があったので、院内道の駅に向かいました。

 途中、田んぼでは稲穂が生え始めたところもあり、のどかな田園風景が心を和ませてくれました。

 道の駅院内では、野菜を買おうと思っていたのですが、夏野菜はほとんどありませんでした。

 野菜の端境期、それがこの季節であることを忘れていました。

 代わりに梨が出ていました。

 試しに買って食べてみると、これが甘くておいしく、「もっとたくさん買っておけばよかった」と思いました。

 本日から、日本列島はお盆休み入り、コロナのせいで、いつもの混雑はないようです。

 一方で、新型コロナウイルス感染者は過去最高となりました。

 不評の Go Toトラベル、これは政府が何をやってもダメの見本のようですね。

 コロナ下のお盆ではありますが、年に1度の志おやの鰻で元気をいただきましたので、健やかに過ごすことにしましょう。

 
(つづく)