ロハスとは

 ロハスとは、
「Lifestyles Of Health And Sustainability」の略称のことです。

 新型コロナウイルスの大流行(パンデミック)と経済的恐慌(パニック)が、より広く、より深く起こり始めました。

 この現象を
「コロナパニンデミック」と呼んでいます。

 このパニンデミックが、世界を大きく塗り替え、「ウルトラ・パラダイムシフト」ともいってよい大激変が進行しています。

 それが本質的で根源的な変化である証拠は、世界のほとんどすべての人々が、「自分の命と生活」を守るために、その在り方を強く考えるようになったことにあります。

 「今だけ、お金だけ、自分だけ」から、「今だけではなく、これからを考え、お金よりも命とくらしの方が大切である、自分だけではなく、みんなで助け合うことが必要である」と思うようになり始めています。

 この新たな指向と今激しく対立しているのが、新型コロナウイルス感染が再び猛威を振るうようになってきた最中に、わざわざ開始日を前倒しして強行した政府の「Go To キャンペーン」です。

 さすがに、最悪の事態を迎えている東京は、直前になって除外されましたが、その他の大都市では、軒並み新型コロナウイルスの感染者が過去最高を更新するようになりました。

 これらの大都市には空港がありますが、ここでは、7月だけで175名の感染者が検出されたことが報じられていますが、現実は、外国人の感染者を水際で食い止めるのではなく、まさに笊を抜ける水のように外国人が通過しているのです。

 これらの人々に加えて、東京由来の感染拡大によって、東京以外の大都市において今日の大変な事態がもたらされているのだと思います。

 政治家や担当省の官僚が、科学を大切にせず、都合の良い時だけ「摘まみ食い」で利用しています。

 また、政府に雇われた専門家(学者)は、政府の方針の誤りを指摘し正すどころか、それが科学的にも正しいと糊塗し、結果的に誤りを上塗りすることがいくつも起こっています。 

 そして、結果がだれの目にも明らかになったときには、次から次に「言い訳」をいうことで済ましてしまうことが当たり前になっています。

チャリオとタヌ〇

 今では、「チャリオ君」という新人類が、どこの省庁にもおられるそうです。

 そのチャリオ君の思い付き発案を親玉のチャリ男が安易に飛びついて、それを実行すると必ずといってよいほどに失敗する、この現象が次々に起こっています。

 それは、泥船が沈没し始めた様によく似ています。

 もともと、泥で船を造っていますので、水に触れるとすぐに溶け始めます。

 支える部材がないために、小さな穴が開くと、そこから水がどんどん浸入して穴が広がっていきます。 

 この浸入があちことで起こり始め、その重みで沈み始めた、これが今の状態であり、その水の浸入を受けた部署では、自分の生命が危うくなって騒ぎ始めていますが、チャリオ君やルイ16世がいる上層部においては、その危険情報が届いていないのでしょうか、その危機感はまるでない、かのようです。 

 世界においては、この秋冬に襲来するであろういわれてる「第二波」よりも前に、すなわち夏を迎える時期において、第一波よりもより急速に、そしてより大規模に感染者が拡大しています。

 日本においても、この深刻な感染拡大が再び発生し、来月においては東京が「目を覆うような事態になる」という警告がなされています。

 その根拠は、東京の新宿において感染者の陽性率が30~40%という極めて高い数値を示していることにあります。

 この数値は、第一波の時の陽性率の最高値に近い値です。

 新宿では、いくつかのクラスターがメガ化し、それらが面となってエピセンター(震源地)にまで発達しています。

 緑のタヌ〇さんは、呑気にも、このエピセンター化を正しく観ようとはせず、それをしきりに「夜の街」のせいにしようとしていました。

 ところが、夜の街だけでなく、広範な市中感染が流行し始めたという結果が出てくると、その「夜の街発言」が消えてしまいました。

 恐ろしいほどの感染者数の激増が露わになると、今度は、「検査数が増えていますが」という彼女特有の「すり替え」を行って、事の本質、すなわち、新宿で市中感染が広く起こっていることを言明しないようになりました。

 その彼女は、オリンピックの延期が決まった翌日に、「ロックダウン」、「オーバーシュート」、「東京アラート」などの激しい言葉を使って、威勢よく警告を発していました。

 このご都合主義の「言葉のトリック」に左右されてはいけません。

 なぜなら、さらに都合が悪くなると、その言葉が「七変化」するからで、その時には、それらがすぐに過去のものとなり、ゴミ箱に平気で捨てられてしまうからです。

 その意味で、ポイと捨てられた「東京アラート」さんは可哀そうなもので、あの奇妙なレッドレインボーブリッジは二度と見ることができなくなりました。

必要、必然のロハス生活

 さて、このように大変なパニンデミックのなかで、新たなロハスの生活を考える、これが必要、必然になりました。

 生物学者の福岡伸一さんは、ロハスな生活について
「スローなもの、素材の粒立ちがわかるもの、手入れをしながら長く使えるもの、あるいは円形の循環へ回帰する潮流だ」と説明されています。

 ゆっくり時間をかけて考え、物事を実践する、素材を生かしたモノを一生涯にわたって使うことができ、それを使い果たしても、最後には、その素材となって循環していくスタイルで生活する、これがかれの解説です。

 すなわち、生命と環境を大切にして自然と共に生きる営みに徹することが「ロハス生活」といえるのではないでしょうか。

 これに照らせば、今回のコロナショックは、次のことを教えているように思います。

 ①生命と環境を大切にする、すねわち自然と共に生きる方法を考えなさい。

 ②それを慌てて、そして、上からいわれたからといって急いで考える必要はなく、ここは時間をかけてじっくり考えた方がよいアイデアが出てくる。

 ③世の中が大きく変わることは、これまでの歴史を変え、これからの歴史を大きく進める可能性があることを意味しています。


 これは、これまでの常識を変え、新たな常識を創り出すことですので、その創出のアイデアは、そう簡単に、短時間で生み出されるものではありません。

 それを可能にするには、まず自分が「非常識の思い」と方法を身につけることが必須になりまます。

 この獲得には、さまざまな苦労と時間が必要であり、それを得ることによって洗練性が磨かれていきます。

 このアイデアの洗練性の研磨こそが大切なのです。

 そこで、ロハス生活の開始において、真っ先に行う重要な取組として私が考えたことは、あらゆる健康法や健康のための食品を試してみることでした。

 「手入れをして長く使えるもの」の典型は人体です。

 人体の健康をより進めるには、よい食べ物を摂取する必要があります。

 最初は、興味半分の取組でしたが、途中から、これがおもしろくなり、家内も熱烈な応援をしてくださるようになりました。

 「これはいい、あれはダメ!」

という会話が生まれ、その輪が徐々に広がっていきました。

 そしたら、先日沖縄から、すばらしいものが相次いで届きました。

 これらについては、別稿において詳しく紹介することにしましょう。

 ロハスな食べ物をいただくことは、非ロハスな食べ物を食べなくなることと結びつきます。

 福岡伸一さんによれば、この食べ物の変化によって、人体は短期間において改造され、変化していくのだそうで、それを続けているうちに、身体の微妙は変化を認識できるようになりました。

ーーー これは、よい傾向だ! この調子で続けよう。

 微妙な変化とはいえ、これは密かな喜びでもありました。

 そこで、次のロハス生活を洗練させる課題とは、何でしょうか?

 次回は、その次の課題に分け入ることにしましょう。

(つづく)

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        前庭にやってきたカワちゃん